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令和2年度第1回愛知県幼児教育研究協議会の概要
令和2年度第1回愛知県幼児教育研究協議会を開催しました。
本会は、本県の幼児教育に関する諸問題について、研究協議会を行う協議会です。今回の協議会では、令和2・3年度の協議題である「幼児期の教育における一体的に育まれる資質・能力とは-子供の具体的な遊びや生活の姿から考える-」について、御意見と御助言をいただきました。その内容を報告します。
研究協議会の概要
令和2年度 第1回愛知県幼児教育研究協議会の概要
日時 令和2年9月11日(金)午後2時~4時
会場 愛知県自治センター 603会議室
1 開 会
2 教育委員会挨拶(学習教育部長)
3 委員等紹介
4 会長・副会長選出
5 会長・副会長挨拶
6 議 事
(1)協議題説明
令和2・3年度愛知県幼児教育研究協議会協議題について
「幼児期の教育における一体的に育まれる資質・能力とは
-子供の具体的な遊びや生活の姿から考える-」
(2)協議事項について
1 幼児期における資質・能力とは、どのようなものか
2 資質・能力が一体的に育まれるとは、どのようなことか
<協議の記録>(・意見)
1 幼児期における資質・能力とは、どのようなものか
・子供達は遊びや生活の中で、豊かな体験を通じて感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりしていく。この時、何に気付くのかというところがすごく大事である。
・幼児教育では幼児理解が一番の根っこになる。どんな姿を見ても、その子を理解しようとする気持ちで事例を読み解いていくことが大切である。
・特別なことをして資質・能力を育むのではなく、普段の生活やその子供のやりたい興味のある遊びの中から、「これは育んでいくものだ」ということを念頭において研究をまとめると、つながりが見えてくるのではないかと思う。
2 資質・能力が一体的に育まれるとは、どのようなことか
・好奇心・探求心、失敗しても粘り強く頑張る力や、友達みんなに励まされてみんなでやろうという気持ち、自分なりに試行錯誤をする気持ちなど、非常に大事な視点であり、幼児教育で大事にしたいところである。
・資質・能力と言われているものは子供たちの生活や遊びの中に含まれていることを感じ、楽しさや興味という原動力が「思考力」につながり、「分かった」という知識の基礎となることを感じた。
・幼児教育の発達の特性を踏まえた教育の在り方、資質・能力の三つの柱は、高等学校までつながっているけれども、幼児期には幼児期の発達の特性があるので、その独自性が発揮されないと、上にはつながっていかないことを示していけるとよいと思う。
(3)令和2年度専門部会について
(4)令和2年度開催計画等について
7 連絡・依頼事項
8 閉会の言葉(義務教育課長)
9 閉会
配布資料
令和2年度 第1回愛知県幼児教育研究協議会配布資料です。