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2021年度 モノづくり魂浸透事業 見学会 実施の様子
1 名古屋市立工芸高等学校
(1)実施日時
2021年10月23日(土曜日)午前9時50分から午前12時10分まで
(2)参加学校
名古屋市立北山中学校
(3)実施内容
○見学した職種
左官、建築大工、冷凍空調技術
まず名古屋市立工芸高等学校の教員から、同校での技能五輪への取組について説明を行いました。特に、複数職種に出場している高校は全国でも非常に珍しいこと、高校生でも国際大会に挑戦できること、高校に入学してから生徒のやる気次第で高度な技能を習得できること、を伝えていました。
「左官」職種の実演では、左官の伝統工法の一つで技能五輪の課題にある『石膏の置き引き』の練習を見学しました。作業を行う度に指導員から熱のこもったアドバイスを受け、繰り返し練習に励む姿が見られました。
「冷凍空調技術」職種の実演では、炎の温度が3,000℃にも及ぶバーナーを使いこなし銅管を溶接する練習を見学しました。卒業生で所属企業から技能五輪に出場している現役の選手が高校生を指導しており、長年技能五輪に挑戦し続けている同校の伝統の一端を垣間見ることができました。
参加した生徒からは、「繰り返し置き引きの練習をしている姿がかっこよかった。」、「たくさんの生徒が技能五輪全国大会に出た話が印象的だった。」との感想が述べられ、「技能五輪に選手として参加したい」と夢を抱く生徒もいました。