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東三河農林水産事務所林務課
林政・普及指導・緑化グループ 電話 0532-35-6175 (ダイヤルイン)
普及指導
地域の特色にあわせて、次の項目を重点課題として 市、指導林家、NPO、きのこ生産者団体など関係機関と連携して普及指導を実施しています。
主な重要課題
- 特用林産物(きのこ)の生産振興及び需用拡大
- 林業経営者等の育成・確保
- 地域全体での木材利用促進
- 森林環境教育の推進と指導者の育成
シイタケの菌打ち指導
緑化
緑を「ふやし、まもり、ひろめる」を緑化推進の3本柱とし、みどりの少年団の育成、各種緑化関係コンクールの実施など豊かな住みよい環境づくりに努めています。また、緑化木生産、需用動向調査、緑化木生産技術指導事業など生産振興にも努めています。
第27回全国育樹祭に参加したみどりの少年団
森林土木・林地保全グループ 電話 0532-35-6176 (ダイヤルイン)
林道・治山
林道は、森林管理の合理化・機械化を容易にし、産業としての林業の育成や健全な森林資源の整備に大きく貢献しています。加えて、地域の交通環境を改善し、過疎化の防止や地域産業の振興にも役立っています。
豊川市内の林道
治山事業では、水源のかん養、土砂流出や崩壊防止、気象災害の防止、生活環境の保全など森林の持つ多くの機能を、より効果的かつ高度に発揮させ、安全で住みやすい国土づくりを行っています。
治山事業(法面工)
■山地災害危険地区のあらまし
山地災害危険地区について
山地に起因する災害を未然に防止するため、昭和53年度から山地災害危険地区の調査をしています。
東三河農林水産事務所管内には、令和5年度末に353箇所の山地災害危険地区があります。
山腹崩壊危険地区 | 234箇所(外数として国有林内4箇所) |
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地すべり防止危険地区 | 0箇所 |
崩壊土砂流出危険地区 | 119箇所(外数として国有林内13箇所) |
計 | 353箇所(外数として国有林内17箇所) |
山地災害危険地区の対策として、国庫補助及び県単独による治山事業を積極的に推進するとともに、関係者への周知を図るため愛知県地域防災計画及び市町村防災計画への搭載、山地災害危険地マップの配布、山地災害危険地の点検等を実施しています。
山地災害危険地マップ(2024) [PDFファイル/5.06MB]
山地災害危険地区の定義
「山地災害危険地区」とは、地形・地質等の自然条件や保全対象の社会条件により、山腹崩壊危険地区、地すべり危険地区、又は崩壊土砂流出危険地区と判定した区域をいいます。
・山腹崩壊危険地区とは、山腹崩壊により公共施設・人家等に直接被害を与える恐れのある地区。
・地すべり危険地区とは、地すべりにより公共施設・人家等に直接被害を与える恐れのある地区。
・崩壊土砂流出危険地区とは、山腹崩壊又は地すべりによって発生した土砂等が土石流となって流出し、災害が発生する恐れのある地区。
※「土石流」とは、土石流のほか、泥流及び異常な掃流を含めたものをいう。
※これらの危険地区は、現在の技術水準の調査によって把握されたものです。この危険地区以外でも災害が発生する可能性はあります。
林地開発の規制
森林は、公益的な役割を損なわないよう適切な管理を行うことが必要です。そのため、1ha(令和5年4月1日以降、太陽光発電設備の設置を目的とした開発行為については0.5ha)をこえる森林を開発しようとする場合は、事前に許可を受けることが必要になります。