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平成27年6月
豊作に期待を込めて!4Hクラブ員がサツマイモ栽培を支援
豊橋4Hクラブは、地域貢献活動の一環として、平成19年から豊橋市総合老人ホーム「つつじ荘」でサツマイモ作りを支援しています。今年は5月22日に「つつじ荘」の参加者15名と4Hクラブ員6名が集まり植え付けを行いました。クラブ員がほ場の耕起、うね立てなどを行った後、ツル挿し方法を参加者に丁寧に説明しました。参加者とクラブ員が談笑、協力し合いながら150本の苗を順調に植え付けることができました。当日は晴天ということもあり、実際に鍬を持って土寄せを行うなど農作業そのものを楽しんでいる様子でした。
今後、適宜生育状態をみながら、「つつじ荘」の入所者と児童発達支援センター「高山学園」の園児を交え10月上旬にサツマイモの収穫を行う予定です。
農業改良普及課は、地域貢献活動を始めとする4Hクラブの各種活動を支援していきます。
左:参加者と一緒に植え付けを行うクラブ員
右:作業を終えた後の集合写真
小麦の収穫作業がスタート
農業改良普及課は、経営所得安定対策の中で小麦生産者に対して、栽培技術支援を行っています。現在、豊川市内では「農林61号」が約75ha、県育成品種「ゆめあかり」(拡大現地試験)が3ha栽培されています。6月1日に、JAひまわり、JAあいち経済連、NOSAI愛知の担当者及び5名の生産者とともに登熟の進捗状況と収穫作業計画について確認を行いました。
本年は出穂期以降に高温傾向が続いたため、登熟が平年より数日程度早く進み、「ゆめあかり」は6月2日から、「農林61号」は6月6日から収穫が始まりました。管内では「農林61号」から多収性の「きぬあかり」への移行が進んでおり、豊川市も平成28年産からは「きぬあかり」に品種を切り替える予定となっています。「ゆめあかり」の拡大現地試験にも引き続き取り組む予定です。
また、豊橋市内では本年産から「きぬあかり」が約9ha栽培されており、同様に6月2日から収穫作業が始まりました。
左:「ゆめあかり」の収穫風景
右:計画打合せの様子