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平成29年12月
農業青年の提言・東三河選考会とプロジェクト発表会を開催
東三河4Hクラブ連絡協議会が主催する農業青年の提言・東三河選考会とプロジェクト発表会が平成29年11月6日(月曜日)に東三河農業研究所研修館で開催されました。提言は各地区から3名、プロジェクトは各地区から選出された4名(蒲郡4Hから2名、豊橋4H、豊川4Hから1名ずつ)が発表しました。審査は、農業経営士協会東三河支部長、農村生活アドバイザー東三河支部長、農業改良普及課長等5名の審査員の合議により行われました。各受賞者は次のとおりです。
〇提言の最優秀賞
村松大輔氏(豊橋4H)
「知らないところに飛び込んでみて」
〇プロジェクトの最優秀賞
跡治伴則氏(豊川4H)
「キャベツの健苗育成を目指して」
最優秀賞を受賞した両名は、12月12日(火曜日)に農業大学校で開催されたあいち青年農業者大会の東三河代表として発表しました。
農業改良普及課は、今後も4Hクラブ活動の支援を通して、若手農業者の課題解決能力の向上を促していきます。
写真:提言する村松氏 写真:プロジェクト発表する跡治氏
「農業法人設立セミナー2017」今回も盛況
農業経営力向上支援事業により、県内で4回目、豊橋市内では2回目となる「農業法人設立セミナー2017」が平成29年11月8日(水曜日)にライフポートとよはしで開催され、関係機関・団体を含め65名が聴講しました。前年の研修会から2度目、3度目となる受講者もあり、関心の高さがうかがわれました。
当日は、午前中に専門家(税理士又は社会保険労務士)による個別相談会があり、農業者8名が法人化や雇用管理について助言を受けました。午後は2部構成の講演会で、税理士の安形京子氏による講義「法人化のメリットと留意点」に続き、丹羽郡大口町で米の生産販売を行う服部農園有限会社の専務取締役・服部都史子氏が、「私の法人経営」と題して事例紹介をしました。服部氏は、社長である夫と二人三脚で経営の拡充や人材育成に取り組んできた20年の足跡を、臨場感ある語り口で紹介しました。受講者からは「参考になった」、「法人化に向けてモチベーションが高まった」などの感想が多く聞かれました。
農業改良普及課は、豊橋市及び農業経営課と連携して参加者の募集やとりまとめなどの支援を行ってきました。今後はセミナー受講者へのフォローアップも含め、経営発展を志向する農業者への支援を継続的に行っていきます。
写真:熱心に聴講する受講者