平成30年6月

豊橋4Hクラブが老人ホームでサツマイモ栽培を支援

　平成30年5月24日（木曜日）、豊橋4Ｈクラブは、地域貢献活動として今年も豊橋市総合老人ホームつつじ荘でサツマイモ苗の植え付けを支援しました。

　4Hクラブ員は、事前に鍬や畝立て機を持ち寄り、畑の耕起、うね立て、マルチ貼りなどをしておきました。この日は、つつじ荘20名と4Hクラブ員5名が参加しました。4Hクラブ員は、つつじ荘の参加者に説明をしながら、200本のサツマイモ苗の植え付けを手伝いました。昨年は苗の植え付け後の活着が悪く5割程度が枯れあがってしまったので、4Hクラブ員は、苗の上に新聞を被せることで萎れ対策を取りました。

　参加者からは、今年は昨年以上の収量を期待できるなどサツマイモの成長を楽しみにする声が聞かれました。この取組は、高齢者の生きがいと健康づくりに役立っています。

　農業改良普及課は、つつじ荘と4Hクラブとの連絡調整などを行いました。

　　左写真：植え付けの説明、右写真：植え付けの手伝い

“豊川生まれのスプレーマム”をもっと知って！新鮮なアイデアでＰＲ活動を展開

　豊川市は日本で最初にスプレーギク（流通名スプレーマム）を導入し、現在も田原市に次ぐ全国第2位の産地となっていますが、一般にはあまり知られていません。JAひまわりスプレーマム部会は、近年、“豊川のスプレーマム”の認知度向上と、仏花のイメージに囚われない幅広い需要の開拓をめざし、PR活動に力を入れています。農業改良普及課も、他産地や他品目の取組事例を紹介するなど支援を行ってきました。

　平成30年5月には、ブライダル需要の喚起を狙い、部会員の結婚式の写真を載せたリーフレットやポスターを作成し、市内の結婚式場プリエールと提携して3組のカップルに「マムで結婚式」をプレゼントするキャンペーンを企画したり、4月13、14日には銀座の生花店モンソフルールでフェアを開催しました。青年部では、重陽の節句に合わせて豊川稲荷（妙厳寺）で健康・幸福祈願の御祈祷を受けたスプレーマムを介護施設へ贈ったり、母の日前には市内の保育園でお母さんに贈る花束を作るイベントを実施し、各種メディアに紹介されました。

　このたび、市観光協会が地域資源として認定する「とよかわブランド」にもスプレーマムが追加されることが決まりました。5月26、27日の「豊川おいでん祭」ではそのお披露目を兼ね、協会のブースに1束100円で好きな品種を選んで花束にできる「マムビュッフェ」を設け、好評を博しました。

左写真：生産者の思いを伝えるリーフレット、右写真：スプレーマムの「とよかわブランド」認定証