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平成30年1月

ページID:0187470 掲載日:2018年2月19日更新 印刷ページ表示

平成29年度東三河水田作技術研究会を開催!

 農業改良普及課は水田作農家及び関係機関を対象に、東三河水田作技術研究会を平成29年12月6日(水曜日)に東三河農業研究所研修館で開催し、29人が参加して勉強会及び米の食味会を行いました。

 勉強会では、農業総合試験場から水稲と大豆の新しい奨励品種の特性について紹介がありました。また農業改良普及課では、豊橋市において実施した平成29年産小麦「きぬあかり」の生育診断による追肥の現地実証結果を発表しました。内容は、農業改良普及課の生育診断結果をもとに追肥量を決定し、農家が追肥を行ったところ、(1)収量が約500kg/10a以上となり、平年より200kg/10a以上の大幅な増収となった、(2)品質向上にもつながった(1等Aランク)、というもので、所得向上効果が大きいことを詳しく説明しました。この結果により、実証農家を始め管内の農家は、平成30年産小麦でさらなる収量向上に意欲を見せています。

 米の食味会では、炊いた5品種(愛知県産「あいちのかおりSBL」、「ゆめまつり」、「コシヒカリ」、新潟県魚沼産「コシヒカリ」、新潟県産「新之助」)を全員で食味審査し、品種ごとの食味の違いを確かめました。農業改良普及課は、引き続き水田作品目の安定生産を支援していきます。

   東三河水田作技術研究会

             写真:勉強会の様子

次郎カキの担い手確保へ!「豊橋かき塾」が始動

 JA豊橋が、「豊橋かき塾」プレ講習会を平成29年12月16日(土曜日)に開催し、公募により集まった25名が参加しました。「豊橋かき塾」は豊橋市のカキ産地の担い手確保のために、平成30年4月から正式に開催する予定です。対象者は、カキ栽培を継承する予定がある、新規にカキ栽培を始めたいなど、将来的にカキを販売する意思のある人としています。今回は本格始動前に、入塾予定者の知識・技術レベルに加え、講義や実習に必要な事項等をJAが把握するため開催しました。農業改良普及課は運営に対する助言や講師を務めました。

 まず、講義で農業改良普及課がカキの基本的な栽培について説明しました。その後、ほ場での実習では、参加者は6グループに分かれ、農業改良普及課、JA、カキ部会役員3名などの講師陣から説明を受けた後に、実際に各々がカキ樹のうち主枝1本をせん定しました。

 参加者からは、「カキ栽培の基本的なことが分かった」、「実際に主枝1本を自分で切り、残す枝の優先順位が分かった」、「来年の豊橋かき塾にも参加したい」といった感想が集まりました。

 豊橋かき塾1 豊橋かき塾2

           写真:講義の様子                        写真:実習の様子