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令和元年12月

ページID:0271659 掲載日:2020年2月6日更新 印刷ページ表示

全国優良経営体表彰で豊橋市水谷一江氏が農林水産大臣賞を受賞

 令和元年度全国優良経営体表彰生産技術革新部門で豊橋市の農業経営士でイチゴ生産者の水谷一江氏が農林水産大臣賞を受賞し、令和元年12月5日(木曜日)に第22回全国農業担い手サミットinしずおかにて表彰式が行われました。

 全国優良経営体表彰とは、意欲と能力のある農業者の一層の経営発展を図ることを目的に、農林水産省と全国担い手育成総合支援協議会が優れた経営を実践している農業経営体を表彰する事業で、生産技術革新部門は経営における先進的な生産技術の活用に関する部門です。

 水谷氏は、新しい技術や情報を自分で技術試験し、有用性が確認できた資材を産地に積極的に情報発信し、地域の生産力向上に寄与した取組や、作業通路を確保しつつ施設の高度利用により高収量実現が可能となる「吊り下げ式の移動式ベンチ」を開発し、優れた技術開発力等が高く評価され、受賞に至りました。

水谷氏 

写真:水谷氏(右から2人目) と農林水産副大臣(右)

福井直子氏が愛知農業賞(あいちアグリアウォード)を受賞

 令和元年12月23日(月曜日)、名古屋市のJAあいちビルにて、愛知農業賞の表彰式が開催され、豊橋市の「(有)みずほ農産」代表取締役、農村生活アドバイザーの福井直子氏が、農業・農村振興部門で表彰されました。

 愛知農業賞(あいちアグリアウォード)とは、公益財団法人愛知県農業振興基金が本県の農業・農村の振興や発展に尽力した個人や団体を表彰するもので、平成18年度から実施されています。

 福井氏が受賞された理由として、地域に適した水田転作作物としてWCS用稲を導入したことや、女性農業者の活躍促進、小学生へ農業教育を実施したことなどが高く評価されました。

 受賞式後、「夫と共に歩んだ道」と題して記念講演が行われ、福井氏は「夫と常に話し合いながら行動して、稲作を始めたころ1haであった経営面積も、本年作業受託を含めて100haの規模となりました。先輩から教えていただいた『聞いたことは忘れる、見たことは記憶に残る、体験したことは知恵になる』の言葉を胸に、実践していくことを貫いていきたいです。現在は会社組織となり、社員も増えてきました。これからは家族と社員が笑顔で仕事ができるようにがんばりたいです。」と抱負を語りました。

受賞式  記念講演

左写真:受賞式

右写真:記念講演