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平成29年7月

ページID:0169160 掲載日:2017年7月24日更新 印刷ページ表示

アドバイザー蒲郡ブロックが蒲郡市長との懇談会を開催

 女性農業者としての意見を市長に伝えるため、農村生活アドバイザー蒲郡ブロックが稲葉正吉蒲郡市長との懇談会を開催しました。

 アドバイザーから、生産者の高齢化が問題となっていますが、家族経営協定によって労働環境やワーク・ライフ・バランスを見直すことができるので、後継者確保にも有効であるなどのメリットを説明しました。そして、家族経営協定を知らない農家も多いので、市広報に掲載するなどさらに推進して欲しいと市長に要望しました。

 市長は、アドバイザーの意見に賛同して、家族経営協定の推進を約束しました。また、たいへん参考になるので、このような懇談会をできれば毎年開きたいと話していました。

 今回の懇談会に当たり、農業改良普及課では資料作成等を支援しました。

農村生活アドバイザー蒲郡ブロック

写真:稲葉蒲郡市長とアドバイザーとの記念撮影

ブロッコリー新規栽培者講習会を開催!

 JA豊橋洋菜部会は、平成29年度ブロッコリー新規栽培者講習会を開催しました。JA豊橋のブロッコリーは生産者約150戸、出荷量約1,700tで、出荷量は横ばい傾向が続いています。この講習会は新たな担い手の確保による出荷数量の増加とさらなる産地活性を目的とし、昨年から開始され、今年は10名が参加しました。

 ブロッコリーは、収穫物1個あたりの重さが約400gと軽量であることから、JA豊橋管内ではキャベツやハクサイ等の重量野菜を栽培していた農家が、高齢になったことを理由に新たに栽培を始めるケースが多いです。

 JAからは、ブロッコリー栽培上のメリット・デメリット、年度別の数量、平均販売価格、他作物との販売価格の比較について説明がありました。

 農業改良普及課は、生育・収穫期を揃えるための苗の選別、高品質・高収量のための病害虫防除方法や追肥管理について説明しました。

 今後は出荷期間を通じて品質及び数量を確保できるように各関係機関と協力し、栽培指導を行っていきます。