「東三河振興ビジョン」を策定しました

　東三河地域の振興施策について、地元の市町村・民間組織等と県が協議を行う「東三河ビジョン協議会」において策定しました「東三河振興ビジョン」について、お知らせいたします。

　※2020年度（令和2年度）、新たな主要プロジェクト推進プラン（地域性化活に向けた戦略的展開～「食」、「健康」、「ローカル鉄道」の新展開～）を策定しました。

　「東三河振興ビジョン」は、今後の東三河における地域づくりの羅針盤として、県、市町村、広域連合、経済団体、大学、NPO、住民等の地域づくりの各主体が共有し、一体となって各取組を進めることで、地域の発展を加速させていこうとするものです。

　東三河地域が目指すべき10年後の将来像や、その実現に向けて重点的に取り組む施策の方向性を明らかにする「将来ビジョン」と、将来ビジョンに位置付けた重点的な施策を具体化し、着実に推進していくための「主要プロジェクト推進プラン」で構成されています。

1　地域づくりの基本理念：地域が一体となって自立した東三河をつくる

2　目指す地域の姿（将来像）：豊かさが実感できる　輝く「ほの国」東三河

    3　重点的な施策の方向性：「東三河の魅力の創造・発信」を始め7つの施策の方向性を記載

1　広域観光の推進（平成24年度策定）

(1) 計画期間：平成25年度から27年度までの3年間

(2) 取組体系：「広域観光エリアとしての魅力の向上」を始め3つの方針を記載

(3) 数値目標：観光交流人口の拡大と住民参加の観光地づくりを進めるため、「観光客入込数の増加」を始め3つの数値目標を設定

 

2　地域産業の革新展開（平成25年度策定）

(1) 計画期間：平成26年度から28年度までの3年間

(2) 取組体系：「次世代産業の育成・振興」を始め4つの方針を記載

(3) 数値目標：地域産業を革新させる取組を着実に推進するため、「次世代自動車充電インフラの設置基数の増加」を始め4つの数値目標を設定

 

3　再生可能エネルギーの導入推進（平成25年度策定）

(1) 計画期間：平成26年度から28年度までの3年間

(2) 取組体系：「地域内循環をベースとした再生可能エネルギーの導入拡大」を始め2つの方針を記載

(3) 数値目標：再生可能エネルギーの導入を着実に推進するため、「市民ファンド等を活用した太陽光発電の導入拡大」を始め3つの数値目標を設定

 

4　スポーツ大会を活かした地域振興（平成26年度策定）

(1) 計画期間：平成27年度から29年度までの3年間

(2) 取組体系：「地域連携によるスポーツ大会の新展開」を始め3つの方針を記載

(3) 数値目標：スポーツ大会を活かした地域振興を着実に推進するため、「新たなスポーツ大会の立ち上げ」を始め3つの数値目標を設定

 

5　地域連携事業の戦略展開（平成26年度策定）

(1) 計画期間：平成27年度から29年度までの3年間

(2) 3つのリーディングプロジェクト：「アンテナショップ等を拠点とした地域ブランドの強化と販路拡大」を始め地域が連携して早期に取り組むべき個別事業（リーディングプロジェクト）を3つ抽出し、核となる自治体が中心となって、産学官連携の下、早期具体化に向けた取組を戦略的に展開

 

6　地方創生事業の広域展開（平成27年度策定）

(1) 計画期間：平成28年度から31年度までの4年間

(2) 「「ほの国」東三河ブランド戦略の推進」及び「産学官連携による産業人材の育成・確保」の2事業を、地域が一体となって重点的に取り組むリーディングプロジェクトとして位置付け、具体の取組を展開

 

7　新東名インパクトを活かした地域振興～広域観光の新展開～（平成28年度策定）

(1) 計画期間：平成29年度から31年度までの3年間

(2) 取組体系：「新東名インパクトの検証と活用」を始め2つの方針を記載

 

8　「人が輝き活躍する東三河」の実現（平成29年度策定）

（1）計画期間：平成30年度から32年度までの3年間

（2）取組体系：「誰もが能力を最大限に発揮できる環境づくりの推進」を始め2つの方針を記載

（3）数値目標：女性、高齢者及び若者に係る人材育成・確保を推進するため、「東三河の就職件数に占める女性の割合」を始め4つの数値目標を設定

 

9　世界・全国レベルのスポーツ大会等を活かした地域連携（平成29年度策定）

（1）計画期間：平成30年度から32年度までの3年間

（2）取組体系：「世界・全国レベルのスポーツ大会等を活かして地域をもっと盛り上げる」を始め2つの方針を記載

（3）数値目標：住民が様々な形でスポーツを楽しむ機会を創出するため、「スポーツ大会の参加者数」を始め3つの数値目標を設定

 

10　交通基盤の整備と利便性向上に向けた地域連携の推進（平成30年度策定）

（1）計画期間：2019年度から2021年度までの3年間

（2）取組体系：「計画的な道路網整備」や「地域公共交通の維持・確保」など3つの方針を記載

（3）数値目標：着実に取組を展開するため、「東三河地域における主要な道路の新規開通延長」や「飯田線の乗車客数」など5つの数値目標を設定

11　地域連携による地方創生事業のさらなる推進（令和元年度策定）

（1）計画期間：2020年度から2023年度までの4年間

（2）「交流人口の拡大、関係人口の創出・拡大」、「グローバル化に対応した環境整備」、「先進技術などを活用した東三河の地域力の向上」の3つの取組と、そのもとに6つの重点事業を記載

（3）数値目標：「観光入込客数」、「外国住民の転出入者数」、「東三河4大学が実施する東三河の民間団体等と連携した取組の件数」など6つの数値目標を設定

12　地域性化活に向けた戦略的展開～「食」、「健康」、「ローカル鉄道」の新展開～（2021年度<令和2年度>策定）

（1）計画期間：2021年度から2023年度までの3年間

（2）「『食』のブランド化と販路開拓による地域活性化」、「『健康』の増進による地域活性化」、「『ローカル鉄道』を活用した地域活性化」の3つの取組と、そのもとに重点事業を記載

（3）数値目標：「道の駅の売上額」、「健康宣言事業所数」、「ローカル鉄道の乗車人員客数」など6つの数値目標を設定