本文
令和元年度あいちACPプロジェクトの研修の開催が決定しました!
令和元年度あいちACPプロジェクトの研修の開催が決定しました!
愛知県では、昨年度から全国に先駆けて、人生の最終段階に受ける医療・ケアに対する本人の希望について、意思決定支援を行う相談員を養成するため、相談対応力向上研修会とフォローアップ研修会を実施しています。(人生の最終段階における医療体制整備事業、通称:あいちACPプロジェクト)
この度、県内保健所、市町村、地区医師会や関係病院に対して、研修を開催する地域拠点の公募を行い、今年度の地域拠点と研修日程を以下のとおり決定しました。
今後、地域拠点から受講者の募集を行い、順次研修を実施していきます。
1 地域拠点・研修日程
地域拠点 |
相談対応力 |
フォローアップ |
|
---|---|---|---|
1 |
NTT西日本東海病院 |
9/8(日) | 2/2(日) |
2 |
名古屋掖済会病院 |
8/25(日) | 1/18(土) |
3 |
独立行政法人地域医療機能推進機構 |
10/22(火) | 2/8(土) |
4 |
海部医療圏在宅医療・介護連携支援センター |
10/20(日) | 2/16(日) |
5 |
JA愛知厚生連 江南厚生病院 |
9/16(月) | 2/23(日) |
6 |
半田市立半田病院 |
9/1(日) | 2/9(日) |
7 |
公立西知多総合病院 |
7/28(日) | 12/21(土) |
8 |
常滑市民病院 |
8/11(日) | 3/8(土) |
9 |
西尾市民病院 |
8/18(日) | 1/12(日) |
10 |
豊橋市 |
10/14(月) | 2/29(土) |
※日程は、事情により変更する可能性もあります。
2 人生の最終段階における医療体制整備事業の概要
(1)事業実施の背景・目的
- 人生の最期を迎える場所について、約6割の方が住み慣れた「自宅」等で迎えたいとの希望を持っている一方で、現実は、「医療機関」がおよそ8割と占めているという調査結果もあり、人生の最期について本人の望み通りになっていない現状がある。
- 地域での看取り体制を構築するためにも、疾病を抱えた方が人生の最期をどのように迎えるかについて、個人の尊厳が重んぜられ、患者それぞれの意思がより尊重される形で選択がなされ、必要な医療・ケアの提供が行われる状況を確保する必要がある。
- こうしたことから、人生の最終段階に受ける医療・ケアに対する本人の希望についての意思決定支援を行う相談員を養成するための研修事業を、入院医療機関及び在宅関連施設等の医療介護福祉従事者を対象に実施し、患者が心穏やかに人生の最期を迎えられる体制を県内全域で整備する。
(2)実施主体
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター(県委託事業)
(3)研修の開催
|
相談対応力向上研修会 |
フォローアップ研修会 |
---|---|---|
開催時期 |
2019年7月~10月 |
2019年12月~2020年3月 |
開催場所 |
地域拠点10か所 |
地域拠点10か所 |
研修対象者 |
入院医療機関及び在宅関連施設に従事する医師、看護師、医療ソーシャルワーカーなどの多職種 |
相談対応力向上研修受講者 |
内容 |
ACP(※)の考えを始め、人生の最終段階の医療・ケアにおける意思決定支援方法やコミュニケーション技術、多職種との連携方法などを講義、グループワーク、ロールプレイなどを通じて学ぶ。 |
相談対応力向上研修会から期間をおき、同受講者による現場での実践を踏まえた新たな課題への気づき等を生むため、受講者からの振り返り発表及び評価、応用的な取組に係る講義などを行う。 |
※ACP(アドバンス・ケア・プランニング):人生の最終段階の医療・ケア等について、本人が家族等や医療・ケアチームと事前に繰り返し話し合うプロセスのこと。
3 研修受講者の募集
【問い合わせ先】
医務グループ
担 当 三嵜、米田
内 線 3170、3171
ダイヤルイン 052-954-6274