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議事概要(2025年度第3回 愛知県人権施策推進審議会 本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進部会)
2025年度第3回 愛知県人権施策推進審議会 本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進部会
開催日時
2026年2月6日(金曜日) 午前10時から
開催場所
あいちNPO交流プラザ 会議室
出席者
委員 4名
審議の概要
議題
(1)第2回推進部会諮問事項に対する答申について
(2)【諮問事項】本邦外出身者に対する不当な差別的言動のおそれのある表現活動について
答申概要
(1件目)
〇条例第10条第1項に規定する本邦外出身者に対する不当な差別的言動である表現活動が行われたと認められる。
〇上記の表現活動は、条例第10条第1項ただし書きに該当しないと認められる。
〇公表の内容は、次のとおりとすることが適当であると認められる。
・活動の行われた年月日
2025年10月26日(日曜日)
・活動の行われた場所
名古屋市中村区内
・表現行為の内容
名古屋市中村区内で行われた移民政策反対デモにおける以下の発言。
「一刻も早く明日にでも帰化人政策を廃止すること。時間を奴らに与えると、知らないところでカサコソカサコソ、ゴキブリじゃないですけど、知らない間に悪さをするからね。」
「明日にでも、中部国際空港から、日本で悪いことをする人たちを追い出すようにしないとだめですよ。」
・表現活動の説明
「一刻も早く明日にでも帰化人政策を廃止すること。時間を奴らに与えると、知らないところでカサコソカサコソ、ゴキブリじゃないですけど、知らない間に悪さをするからね。」という発言は、日本に帰化している人をゴキブリといった昆虫に例えて著しく侮蔑しているため、本邦外出身者に対する不当な差別的言動である表現活動と認められる。
また、「明日にでも、中部国際空港から、日本で悪いことをする人たちを追い出すようにしないとだめですよ。」という発言は、前後の文脈から、本邦外出身者に対するものと認められ、本邦外出身者を地域社会から排除することを煽動することに当たるため、本邦外出身者に対する不当な差別的言動である表現活動であると認められるものである。
〇愛知県人権尊重の社会づくり条例第10条1項の規定は、対象となる表現行為を刑事罰等によって直接規制し禁止するものではなく、あくまで啓発を目的として、対象となる表現行為の概要を事後的に公表するものであるが、その趣旨を踏まえて、一般的抽象的には問題とならない表現活動であったとしても、前後の文脈によっては、愛知県人権尊重の社会づくり条例に規定する本邦外出身者に対する不当な差別的言動になることに留意して適切な表現活動がなされるように、県は、必要な啓発等を、より一層講じられたい。
(2件目、3件目)
・条例第10条第1項の本邦外出身者に対する不当な差別的言動である表現活動に該当しないと認められる。
・当該表現活動には、本邦外出身者を一括りにして犯罪と結び付け、あるいは社会的に危険な存在として扱う表現が認められる。こうした言動は、対象となる本邦外出身者に対する恐怖心を煽り、差別感情を助長する可能性も懸念される。
・条例第8条を踏まえ、県は、ヘイトスピーチは許されるものではないとの認識のもと、ヘイトスピーチの解消に向けて、県民等の理解を深めるための必要な啓発等を行うとともに、正しい情報の積極的な提供に努められたい。
※ 本会議は以下の理由により非公開としています。
(1)愛知県情報公開条例(平成12年愛知県条例第19号)第7条に規定する不開示情報が含まれる事項に関して協議、検討等を行うため。
(2)会議を公開することにより、当該会議等の円滑な運営に著しい支障が生じると認められるため。

