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愛知県災害廃棄物処理計画における災害廃棄物等発生量(推計)について
平成27年7月2日(木)発表
愛知県災害廃棄物処理計画における災害廃棄物等発生量(推計)について
愛知県では、将来の発生が想定されている南海トラフ地震等の大規模災害における大量の災害廃棄物に対応するため、県防災局の被害予測調査※1(過去地震最大モデル※2)を踏まえつつ、今後、愛知県災害廃棄物処理計画を策定していくこととしています。
この県計画の前提となる災害廃棄物等発生量について、県防災局の調査結果における建物被害棟数及び津波浸水想定をベースに、次のとおり推計しました。
この推計結果を市町村に提示し、市町村における災害廃棄物処理計画の策定を支援するとともに、県内の処理体制のあり方など県計画の検討を進めていきます。
※1 平成23年度~平成25年度 愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査
※2 南海トラフで繰り返し発生している地震・津波のうち、発生したことが明らかで規模の大きいもの(宝永、安政東海、安政南海、昭和東南海、昭和南海の5地震)を重ね合わせたモデルで、本県の地震・津波対策を進める上で軸となる想定として位置付けられるものです。
1 愛知県における災害廃棄物等発生量推計
災害廃棄物 (建物の倒壊等) | 津波堆積物 (津波により運ばれた土砂等) | 合計 |
---|---|---|
20,625 | 6,465 | 27,090 |
処理フロー
- 処理フロー (shorifurou [PDFファイル/19.65 KB])
災害廃棄物等発生量に基づく処理フロー
市町村別災害廃棄物等発生量推計
- 市町村別災害廃棄物等発生量推計 (hasseiryou [PDFファイル/56.62 KB])
市町村別の災害廃棄物等発生量推計
2 県内の焼却施設・最終処分場の処理可能量の推計
区 分 | 発生量 | 既存施設で 処理可能な量 | 既存施設で 処理しきれない量 |
---|---|---|---|
焼却施設 〔可燃物の焼却〕 | 2,473 [100%] | 1,720 [70%] ※処理期間3年を想定 | 753 [30%] |
最終処分場 〔不燃物の埋立〕 | 3,546 [100%] | 2,407 [68%] | 1,139 [32%] |
3 仮置場の必要面積について
必要な仮置場面積※ | 確保済みの仮置場面積 | 不足する仮置場面積 |
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338~380 [100%] | 228 [60~67%] | 110~152 [33~40%] |
※ 仮置場での保管高さを災害廃棄物は5m、津波堆積物は5~10mと幅を持たせて設定