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海上の森が自然共生サイトに認定されました!
自然共生サイトへの認定について

令和7年、海上の森が「自然共生サイト」に認定されましたのでお知らせいたします。
1. 自然共生サイトとは
2022年12月に生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択された枠組みを踏まえ、国は2030年までのネイチャーポジティブ(自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させること)実現に向けた目標の1つとして30by30(陸域と海域の30%以上の保全を目指す)目標を位置付けています。
この実現に向けた取組の一つとして、環境省では「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取組を令和5年度から開始しました。
この実現に向けた取組の一つとして、環境省では「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取組を令和5年度から開始しました。
2. 新法「地域生物多様性増進法」について
これらの活動をさらに促進するため、令和7年4月から自然共生サイトを法制化した「地域生物多様性増進法」が施行されました。
本法に基づいて、企業やNPO等が作成・実現する「増進活動実施計画」や市町村がとりまとめ役として地域の多様な主体と連携して行う「連携増進活動実施計画」が、主務大臣(環境大臣、農林水産大臣および国土交通大臣)により認定されます。
本法に基づいて、企業やNPO等が作成・実現する「増進活動実施計画」や市町村がとりまとめ役として地域の多様な主体と連携して行う「連携増進活動実施計画」が、主務大臣(環境大臣、農林水産大臣および国土交通大臣)により認定されます。
3. 認定された「海上の森保全活動実施計画」について
○目標
愛知万博記念の森として自然環境を適切に保全するとともに、森林や里山の学習と人と自然の豊かな関係作りを目指す。
すぐれた生態系や貴重な動植物の自生地などの重要な自然環境を有する地域を保全するとともに、典型的な里地里山の環境を維持していく。
愛知万博記念の森として自然環境を適切に保全するとともに、森林や里山の学習と人と自然の豊かな関係作りを目指す。
すぐれた生態系や貴重な動植物の自生地などの重要な自然環境を有する地域を保全するとともに、典型的な里地里山の環境を維持していく。
4. 本計画の生物多様性の価値
海上の森は、生物多様性を維持する区域として、以下の価値を認められました。
(1)豊かな生物多様性を育む場としての価値
重要里地里山および重要湿地が存在している
(2)希少な動植物の生息地または生育地としての価値
ムササビやホトケドジョウなど里地里山に特徴的な種やシデコブシなどの東海丘陵要素植物群と呼ばれるこの地域固有の植物をはじめ、希少な動植物が生息・生育している。
(3)生態系の連結性その他生物多様性に関する重要な機能としての価値
海上の森の東部の一部が「愛知県高原国定公園」に指定されている。
参考
・環境省HP 地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定(令和7年度第1回)について
https://www.env.go.jp/press/press_00761.html
・自然共生サイト検索ナビ(公開されている個別地区の概要)
お問合せ
あいち海上の森センター
〒489-0857
愛知県瀬戸市吉野町304-1
電話: 0561-86-0606
FAX: 0561-85-1841
E-mail: kaisho@pref.aichi.lg.jp
〒489-0857
愛知県瀬戸市吉野町304-1
電話: 0561-86-0606
FAX: 0561-85-1841
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