令和3年7月3日大雨における木瀬ダムの洪水調節の効果について

　木瀬ダム（愛知県豊田市）では、7月3日（土曜日）の午前5時30分から午前6時00分に流入量が洪水量(9m³/s)に達しましたので洪水調節を行いました。

　ダムへ流れてくる水量の一部をダムへ貯めることで、ダム下流へ流す水量を最大で約5割低減しました。

　これにより、ダム下流河川へ流れる水量を低減しました。

1. 降雨の状況

　　　総雨量　                 53 mm    （7月3日 2時00分～7時00分）

　　　最多時間雨量　       36 mm　　（7月3日 5時00分～6時00分）

2. 洪水調節の状況　

　　　最大流入量　           9.2 ㎥/s　（7月3日 5時40分）

　　　最大流入時放流量    4.9 ㎥/s  （7月3日 5時40分）

　　　最大調節流量          4.3 ㎥/s  （7月3日 5時40分）

　　　※観測値は暫定値のため、確定値ではありません。

　木瀬ダムは、木瀬川に建設された、洪水調節、流水の正常な機能の維持及び水道用水の供給という3つの目的をもつ多目的ダムです。

　常用洪水吐きは、オリフィスによる自然調節方式です。

　ダム位置：愛知県豊田市木瀬町・三箇町地内

　河 川 名：一級河川　矢作川水系　木瀬川

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木瀬ダム

愛知県建設局河川課企画グループ

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