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五条川と合瀬川に危機管理型水位計を設置します

ページID:0193530 掲載日:2018年3月30日更新 印刷ページ表示
  • 愛知県では、国土交通省が進める「中小河川緊急治水対策プロジェクト」※1の対策の一つ(洪水時の水位監視)として、危機管理型水位計※2の設置を進めます。
  • 県内では、平成29年7月、8月の豪雨にて越水した五条川と合瀬川に、先行して4箇所設置します。
  • 設置後は、その性能や効果等を検証し、市町村への意向調査をもとに、順次、県内各河川で増設していく予定です。

1 設置箇所

五条川(岩倉市1箇所、大口町2箇所)と合瀬川(大口町1箇所)の計4箇所
※ 詳細な設置箇所は、今後、市町と調整のうえ決定します。

2 運用方法

危機管理型水位計運用協議会※3が用意するシステム(水位情報を表示するWebページ 本年6月運用開始予定)を利用し運用します。

3 運用開始時期

平成30年出水期(6月から)を予定しています。

※1 中小河川緊急治水対策プロジェクト

・国土交通省が、九州北部豪雨等の豪雨被害による中小河川の氾濫を踏まえてプロジェクトを取りまとめ、平成29年12月1日に記者発表
・プロジェクトの内容
(1)土砂・流木対策 (2)再度の氾濫防止対策 (3)洪水時の水位監視

※2 危機管理型水位計

国土交通省が開発した洪水時のみの水位観測に特化し、機器の小型化や通信機器等のコストを低減した水位計
・長期間メンテナンスフリー(無給電で5年以上稼働)
・省スペース(小型化)(橋梁等へ容易に設置が可能)
・初期コストの低減(洪水時のみの水位観測により、機器の小型化や電池及び通信機器等の技術開発によるコスト低減。機器費用は、100万円/台以下)
・維持管理コストの低減(洪水時のみに特化した水位観測によりデータ量を低減し、IoT技術とあわせ通信コストを縮減)
洪水時に特化した低コストな水位計の設置例

※3 危機管理型水位計運用協議会

国土交通省及び地方自治体を構成員とし、危機管理型水位計の水位情報を市町村や住民に提供するシステムを運用していくことを目的として3月19日に設立しました。
構成団体:国土交通省(水管理・国土保全局及び10地方整備局等)、31道府県、11市町
危機管理型水位計 設置箇所(案)