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愛知県のアレルギー疾患医療拠点病院
アレルギー疾患は、乳児期から高齢者まで、国民の約2人に1人が罹患していると言われており、その患者数は近年増加傾向にあり、大きな問題となっています。
そのため、愛知県ではアレルギー疾患を有する人が、住んでいる地域にかかわらず、等しく適切な医療を受けられるよう、アレルギー疾患対策の中心的な役割を担う「愛知県アレルギー疾患医療拠点病院」(以下、「拠点病院」という。)を2018年10月1日に指定しました。
1 指定した拠点病院(順不同)
・名古屋大学医学部附属病院(昭和区)
・名古屋市立大学病院(瑞穂区)
呼吸器・アレルギー内科,小児科,皮膚科,耳鼻いんこう科
・藤田医科大学ばんたね病院(中川区)
総合アレルギーセンター
・藤田医科大学病院(豊明市)
呼吸器内科・アレルギー科,小児科,皮膚科
・愛知医科大学病院(長久手市)
呼吸器・アレルギー内科,小児科
・あいち小児保健医療総合センター(大府市)
アレルギー科
2 拠点病院の役割
(1)重症及び難治性アレルギー疾患の正確な診断・治療・管理
(2)患者やその家族、地域住民に対する適切な情報の提供
(3)医療従事者等に対する人材育成
(4)アレルギー疾患の実情を継続的に把握するための調査・分析
(5)学校・児童福祉施設等におけるアレルギー疾患対応への助言・支援
【アレルギー疾患対策基本法に規定されているアレルギー疾患】
「アレルギー疾患対策基本法」第2条では「気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギーその他アレルゲンに起因する免疫反応による人の生体に有害な局所的又は全身的反応に係る疾患であって政令で定めるもの」と定められています。なお、政令で定めるものについては、現在のところ規定されていません。 |
お問い合わせ
原爆・アレルギー対策グループ
電話:052-954-6268(ダイヤルイン)
内線:3150、3298
E-mail: kenkotaisaku@pref.aichi.lg.jp