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公益社団法人愛知県栄養士会と「災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定」を締結しました

ページID:0279956 掲載日:2020年3月25日更新 印刷ページ表示
 愛知県は、県内で発生した災害時において、被災者への栄養・食生活支援を迅速に行うため、令和2年3月24日に公益社団法人愛知県栄養士会と「災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定」の締結式を行いました。
知事、栄養士会長との記念撮影
知事、栄養士会の皆さんと記念撮影

協定の概要

(1)協定の名称

災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定

(2)趣旨

 愛知県は、県内で災害が発生したときに、必要に応じて支援活動の協力を愛知県栄養士会へ要請し、同会は、JDA-DAT(ジェーディーエーダット)(日本栄養士会災害支援チーム)の派遣調整を行うとともに、被災者の栄養・食事相談等の支援を担う管理栄養士・栄養士を速やかに派遣し、被災地の医療・福祉・行政部門と連携し、被災者の健康管理支援を行うことを目的として、次の活動を行う。

(3)活動内容

○ 被災者(要配慮者を含む)への巡回個別栄養相談
○ 避難所での食事状況調査や栄養健康教育
○ 特殊栄養食品の提供にかかる支援(特殊栄養食品ステーションの設置) 等

【参考】

○公益社団法人愛知県栄養士会の概要

所在地 : 名古屋市中区伊勢山一丁目1番4号 DAIOビル4階
会  長 : 柵木 嘉和(ませぎ よしかず)
会員数 : 2,130名(2020年2月現在)
目  的 : 県内に在住又は就業する管理栄養士・栄養士で組織され、県民の公衆衛生の向上に寄与することを目的に、各種事業の運営・参画を
       図っている。
歴  史 : 1945年5月 愛知県栄養士会 発足  
        1985年4月 社団法人愛知県栄養士会
        2012年4月 公益社団法人愛知県栄養士会

○JDA-DAT(The Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team)について

 公益社団法人日本栄養士会が、国内外で大規模災害が発生した地域において、避難所、施設、自宅、仮設住宅等で、被災者に対する栄養と食に関する支援活動ができる専門的なトレーニングを受けた栄養支援チームとして、2012年に設立した。
 <JDA-DAT登録数(2020年2月現在)>
   全国       3,210名 (リーダー719名、スタッフ2,491名)
   愛知県栄養士会 40名 (リーダー 18名、スタッフ  22名)
※公益社団法人日本栄養士会とは、管理栄養士・栄養士により組織され、1945年に任意団体として設立し、1959年から社団法人、2012年から公益社団法人として認定・登録された職能団体である。
 (会員数:50,553人(2019年3月末現在))(47都道府県栄養士会で構成)

○特殊栄養食品について

管理栄養士が関わり提供されることが望ましい食品
  (アレルギー対応食品、母乳代替食品、高齢者用食品、病者用食品 等)

○特殊栄養食品ステーションについて

 避難所等で配布される食事が食べられない要配慮者に、必要な食事を届けるため、大規模災害時にステーションを被災県内へ1か所設置する。
 一般物資とは分離して、特殊栄養食品をストックし、これらを必要とする避難者へ栄養士が直接届け、継続的に栄養ケアを行う仕組みであり、被害が大きい地域には「サテライト」を設置する。

別添資料