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子どもの性についての対応の仕方、伝え方  ~自分を大切にする気持ちを育てるために~

ページID:0417920 掲載日:2022年8月31日更新 印刷ページ表示
 人の見た目や考え方、成長のスピードは一人ひとり異なります。また、家族の形など背景も様々です。
  「人はそれぞれ異なり、一人ひとり大切にされる権利がある」、「あなたの身体はあなたの大切なもの」と保護者自身が理解し、子どもに繰り返し話すことで、子どもが自分を大切にする気持ちを培っていきましょう。

「人はそれぞれ違うこと」を伝えることから

 子どもが「人はそれぞれ違うこと」を理解して、自己肯定感を高めるために、子どもの理解に合わせて話します。
(自己肯定感:自己を尊重し、好ましい存在として肯定的に受け入れることができる感情)
<保護者へ勧める対応>
■「人はそれぞれ異なり、一人ひとり大切にされる権利があるんだよ」
■「あなたはなりたいあなたになっていい」

子どもの身体と大人の身体の違いの伝え方

 幼児期の子どもは、子どもと大人の身体の違いに興味を持ちます。保護者が子どもと一緒に、子どもの身体と大人の身体の異なる部分を確認することからはじめ、なぜ違うのかを伝えることで子どもの疑問に答えることができます。
<保護者へ勧める対応>
■子どもからの質問を大切にする姿勢を示す
 答えにくい質問であってもはぐらかさずに「大事なことだから一緒に調べようね」と話すなどして対応する。大人と子どもの身体の違いや思春期の身体の変化について描かれた絵本を一緒に読むのもよい。
■子どもには、わかりやすい言葉を使って説明する
 子どもと大人の身体の異なる部分や異なる理由を子どもが理解しやすい言葉で説明する。性器の名称は、家庭でなじみのある呼び方を使っても構わない。子どもに月経について話す際は、身体の仕組みをイメージしやすいように、一例として子宮内膜を「赤ちゃんのためのベッド」と例えるのも方法の一つ。
■「身体の変化のスピードは個人差が大きく、いつどんな速さで変わるのかは人によって異なること」を保護者自身が理解して、子どもに伝える
■思春期の身体の変化については子どもの発達と理解に応じて少しずつ話をすることが望ましい
■「身体の中では精巣で赤ちゃんのもとになる精子を作るようになるよ」「あなたの卵巣では卵子が作られるようになるよ」のように子どもを主語にして話すと、子ども自身が身体に起こる変化として認識しやすくなる
<資料:令和3年度子ども・子育て支援推進調査研究事業
乳幼児期の性に関する情報提供-保健師や親子に関わる専門職のための手引き>

子どもの性の健康に関する情報サイト

命育(めいいく)®

 詳しくは、子どもの性の健康に関する情報サイト「命育(めいいく)」へhttps://meiiku.com/
 性の会話に役立つ絵本や書籍の紹介、子どもの身体や性に関するお悩みに専門家が回答するQ&A、相談窓口一覧なども掲載しています。
命育サイト

Consent for kids~子どもにとっての同意 あなたの身体も心も他の誰でもないあなただけの大切なもの ~(動画)

 この動画の日本語の吹替版は、函館性暴力防止対策協議会が作成し、性暴力の予教育の場での活用を推進しています。 
 「あなたの身体も心もあなたの大切なもの」というメッセージが込められています。
 お子さんと是非ご覧ください。
Consent for kidsサイト

「子どもの性についての対応の仕方、伝え方    ~自分を大切にする気持ちを育てるために~」   リーフレット

 幼少期からの正しい性についての知識の取得、保護者等による性を含めた身体へのケアのためにお役立てください。
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