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「あいち地域安全戦略2020」の策定について
平成30年3月23日(金曜日) 県警記者クラブ同時
「あいち地域安全戦略2020」の策定について
愛知県の刑法犯認知件数は、平成18年以降、4次にわたる短期・集中的な3年毎の地域安全戦略の取組により、戦後最多を記録した平成15年の約3割まで減少しました。
しかしながら、住宅対象侵入盗などの県民の安全・安心を脅かす犯罪が依然として多発していることから、県教育委員会、県警察と連携のもと、引き続き積極的な取組を展開していくため、次期「あいち地域安全戦略2020」を策定しました。
「あいち地域安全戦略2020」の概要
1 戦略期間
平成30年度から平成32年度までの3年間
2 戦略の目標
刑法犯認知件数を毎年減少させるとともに、安全に安心して暮らせる社会の実現を目指す。
3 戦略の特徴
(1) 多発している「住宅対象侵入盗」「自動車盗」「特殊詐欺」の3つの犯罪への対策を最重点項目として位置付け。
(2) 住宅対象侵入盗については、全国ワースト1位の返上を目指し、更に高い目標(平成32年までに年間 2,500件以下)を設定。
(3) 「再犯の防止等の推進に関する法律」(平成28年12月施行)を踏まえ、新たに「再犯防止対策の推進」を重点施策として位置付け。
(4) 社会的影響の大きい危険ドラッグ等の「薬物乱用防止対策の推進」、反社会的勢力である「暴力団対策の推進」を強化するため、従来、1つの重点施策に集約していたものを、それぞれ個別の重点施策として位置付け。
(5) 障害者に対する暴力や虐待の事例を受け、新たに「障害者に対する安全対策の推進」を重点施策に位置付け。
(6) 重点施策「犯罪被害者等への支援」に、新たに「性犯罪・性暴力被害者のための支援」を主要事業として位置付け。
あいち地域安全戦略2020
・「あいち地域安全戦略2020」の策定について [PDFファイル/352KB]
・「あいち地域安全戦略2020」体系 [PDFファイル/201KB]
・「あいち地域安全戦略2020」概要版1 [PDFファイル/863KB]
・「あいち地域安全戦略2020」概要版2 [PDFファイル/303KB]