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インターネット通販・フリマサービス等に関するアンケート調査結果について
2020年11月18日(水曜日)発表
※ フリマサービスとは、フリマアプリやフリマサイトなど、インターネット上で個人同士が商品等を取引する場を提供するサービスのことです。
1 調査の名称
2 実施時期
3 調査対象者
※ 愛知県が、県内に居住する満20歳以上の147名の方に活動を依頼しています。危険な商品、不当な取引や表示、生活必需品の需給・価格動向などを観察・情報提供するとともに、消費生活に関する意見・要望の提出等の活動をしています。
4 結果の概要(抜粋)
(1)「インターネット通販・フリマサービス」に関して
◆ 「新しい生活様式」が示された前後からの利用頻度の変化について
「新しい生活様式」の実践例に「通販」が示された今年5月前後からの、それぞれのサービスの利用頻度について、「インターネット通販」は22.6%、「フリマサービス(商品を買う)」は7.5%、「フリマサービス(商品を売る)」は6.2%が従来と比べて利用頻度が「増えた」と回答しました。
また、今後の予定について、「インターネット通販」は19.2%、「フリマサービス(商品を買う)」は7.8%、「フリマサービス(商品を売る)」は13.8%が「現状より利用を増やしたい」と回答しました。
(報告書「問5」参照)
◆ インターネット通販・フリマサービスについて経験した、あるいは見聞きしたことがあるトラブル等について
「これまでに経験した、あるいは見聞きしたことがあるトラブル等」について尋ねたところ、インターネット通販では、「実際に届いた商品が想像していた商品と異なった」が最も多く(29.2%)、「一度だけお試し購入したつもりが、定期購入になっていた」との回答も上位(19.6%)に挙げられました。
フリマサービスについては、「自分の想像より悪い状態、もしくは偽物が届いた」(29.1%)や「購入した商品が届かない」(17.0%)といった回答が多くありました。
(同「問8」・「問10」参照)
◆ 安心してインターネット通販・フリマサービスを利用するために必要なことについて
「それぞれのサービスを安心して利用するために必要なこと」について尋ねたところ、最も多く挙げられたのは、「法律の整備」で、インターネット通販、フリマサービスとも、24~26%でした。次いで、「事業者からの丁寧な情報提供」と「利用者による(利用規約等の)確認」が、18~20%とほぼ同率で続きました。
(同「問12」参照)
(2)その他のアンケート結果について
◆ エシカル(倫理的)消費(フェアトレードや地球環境に配慮した消費等)について
「エシカル消費」について、消費生活モニターの方は、知っている方が66.4%でした。
また、普段取り組んでいるエシカル消費については、「マイバッグを持参する」が93.2%、「必要な量だけを買う」が約64.4%、「地元の農林水産物を消費する」が55.3%となりました。
(同「問23」参照)
◆ 食の安全・安心について
「食品を購入するときに特に注意するもの」について尋ねたところ、「期限表示(消費期限又は賞味期限)」を回答する方が最も多く、続いて「生産地名(原産国名)」、「価格」となりました。
(同「問27」参照)
◆ 食生活について
「無駄や廃棄の少ない食事づくり」について尋ねたところ、「積極的にしている」、「できるだけするようにしている」と回答した方を合わせた割合は96.6%となりました。
(同「問33」参照)
※ このアンケート結果の詳細は、「インターネット通販・フリマサービス等に関するアンケート調査報告」のとおりです。
2020年度消費者・事業者懇談会(11月12日記者発表済み)
テーマ:「インターネット通販・フリマサービスを安心して利用するために ~新しい生活様式の中で~」
日 時: 2020年11月19日(木) 午後2時から午後4時まで
場 所: 愛知県自治センター 4階 大会議室(名古屋市中区三の丸2-3-2)
お問合せ
県民相談・調整グループ
担当:永田、福島
電話:052-954-6163