農産物価格の適正化に関するアンケート調査結果について

1　調査の名称

2　実施時期

3　調査対象者

4　結果の概要（抜粋）

(1) 農産物価格の適正化について

◆　農産物購入時に重視する点

　農産物を購入する際に、特に重要と考えている点について、「鮮度」と回答した方が93.1％で最も多く、次いで「価格」と回答した方が82.4％、「産地」と回答した方が49.6％、「見た目」と回答した方が27.5％の順でした。

（報告書「問1」参照）

◆　農産物の価格転嫁について

　農産物の価格転嫁について、「考えたことがある」と回答した方は全体の74.0%、「考えたことがない」と回答した方は全体の26.0％でした。

（同「問7」参照）

◆　農産物の価格上昇の原因

　農産物の価格上昇に主に影響を与えているものについて、「輸送コストの上昇」と回答した方が74.0％で最も多く、次いで「天候」と回答した方が71.0％、「農薬や肥料の値上がり」と回答した方が67.2％、「人件費の値上がり」と回答した方が57.3％の順でした。

(同「問8」参照)

◆　農産物価格の適正化に向けて、生産者、販売者や行政に期待すること

　農産物価格の適正化に向けて、生産者、販売者や行政に期待することについて、「販売者が、地産地消を心掛ける」と回答した方が45.0％で最も多く、次いで「行政が、生産者に向けて、農業技術の開発支援を行う」と回答した方が43.5％、「生産者や販売者が農産物の貯蔵方法や運搬方法を見直す」と回答した方が39.7％、「生産者や販売者が、直売所での販売を促進する」と回答した方が37.4％、「行政が、消費者に向けて、農産物価格の仕組みを理解するための啓発を行う」と回答した方が27.5％、「販売者が、季節に合った農産物を購入する」と回答した方が26.0％の順でした。

(同「問9」参照)

(2) その他のアンケート結果について

◆　消費生活相談、消費者教育・啓発、情報提供事業について

　（エシカル消費の認知度、普段取り組んでいるエシカル消費）

　エシカル消費の認知度について、「消費生活モニターになってから知った」と回答した方が37.2％で最も多く、次いで「消費生活モニターになる以前から知っていた」と回答した方が34.9％、「知らなかった」と回答した方が27.9％の順でした。

　また、普段取り組んでいるエシカル消費について、「マイバッグを持参する」と回答した方が86.8％で最も多く、次いで「必要な量だけを買う」と回答した方が75.2％、「地元の農林水産物を選ぶ」と回答した方が50.4％の順でした。

(同「問21」参照)

◆　食の安全・安心について（食品を購入するときに特に注意すること​）

　食品を購入するときに特に注意することについて、「期限表示（消費期限又は賞味期限）」と回答した方が63.6％で最も多く、次いで、「原産地名（原産国名）」と回答した方が49.6％、「価格」と回答した方が44.2％の順でした。

(同「問25」参照)

◆　食生活について（無駄や廃棄の少ない食事づくりについて​）

　無駄や廃棄の少ない食事づくりについて、「積極的にしている」と回答した方が53.4％で最も多く、次いで「できるだけするようにしている」と回答した方が44.3％、「していない」と回答した方が1.5％の順でした。

(同「問33」参照)

※ このアンケート結果の詳細は、「消費生活モニターアンケート調査報告　メインテーマ：「農産物価格の適正化について」」のとおりです。

消費生活モニターアンケート調査報告　メインテーマ：「農産物価格の適正化について」 [PDFファイル／2.46MB]