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規格の標準化
規格の標準化
鉄筋の組立、コンクリートの打設等の現場作業の効率化に関する技術の導入、部材の規格の標準化としてのプレキャスト製品の活用、埋設型枠の活用など、屋内作業化等のコンクリート工全体の生産性向上を図るための施策に積極的に取組んでいます。
機械式鉄筋定着工法の採用について
愛知県建設部(建築局除く)において、設計・施工する構造物において原則適用とする。ただし、使用にあたっては以下のとおりとする。
1.適用基準
・ 機械式鉄筋定着工法の配筋設計ガイドラインを遵守すること。
・ 愛知県では、原則「横拘束筋」へは適用しない。
2.適用日
・ 平成29年4月1日より適用
スランプ値の見直しについて
流動性を高めた現場打ちコンクリートを用い、現場打ちコンクリート構造物建設の生産性向上に資することを目的として、一般的な鉄筋コンクリート構造物のスランプ値を12cmを標準とする。
1.適用基準
・現場打ちの鉄筋コンクリート構造物にあたっては、「流動性を高めた現場打ちコンクリートの活用に関するガイドライン(平成29年3月)」を基本とし、構造物の種類、部材の種類と大きさ、鋼材の配筋条件、コンクリートの運搬、打ち込み締固め等の作業条件を適切に考慮し、スランプ値を設定するものとする。
2.適用時期
・平成29年8月1日より適用
現場打ちコンクリート構造物に適用する機械式継手について
現場打ちの鉄筋コンクリート構造物の施工性向上のため、平成29年3月に機械式鉄筋継手工法技術検討委員会で策定された「現場打ちコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法ガイドライン」が策定されました。委員会の実態調査では、機械式鉄筋継手工法の導入により、構造物の種類や施工方法などの条件にもよりますが、鉄筋工数は15~20%程度、工期は20~30%程度削減ができる結果となっています。そのため、愛知県建設部(建築局除く)における取扱いを以下のとおりとします。
1.適用基準
- 現場打ちコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法ガイドラインを遵守すること。
- 橋梁では、D38以上を原則使用とし、SA級機械式継手を採用すること。D38未満で使用する場合は、設計に特に留意し、必ず県庁事業担当課と調整をすること。
2.適用日
- 平成30年4月1日より適用