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結核予防週間
毎年9月24日~9月30日は結核予防週間です
令和4年度結核予防週間の標語(厚生労働省)
『私が結核?って思いました。
早く分かったので、今はこうして笑っていられます。』
結核の発生状況
結核の患者数や罹患率(人口あたりの新規結核患者数)は年々減少傾向で、令和3年からは世界保健機関(WHO)の定義における低蔓延国となりました。しかし、令和4年には日本国内で10,235人の新しい結核患者が発見され、1,010人が命を落としている日本の主要な感染症です。
これは1日に約28人の新しい患者が発生し、約3人が亡くなっているということになります。
【江南保健所管内の状況】
江南保健所管内では、令和4年の1年間で新たに21人の方が結核と診断されました。
過去10年において、人口10万人あたりの結核罹患率は平成27年以降横ばいでしたが、令和2年以降減少傾向にあります。(図1)
また、年齢別にみると70代の方が最も多く、60歳以上の割合は年々増加しています。令和4年では約8割を60歳以上の方が占めている状況です。(図2)
早期発見・早期受診が大切です
- 痰のからむ咳・微熱・身体のだるさが2週間以上続いている
- 体重が減ってきた
- なんとなく食欲がない
- 近頃、寝汗をかいている
などの症状が続く場合は、結核の可能性があります。
上記のいずれかにあてはまる場合には早めに受診しましょう。
結核は、高齢になるほど咳や痰などの症状も出にくくなり、受診や診断が遅れてしまうことがあります。
また、早期発見のためには、1年に1回は胸部エックス線検査を受けましょう。
胸部エックス線検査は各市町で実施しています。
特に高齢者は、症状がなくても毎年、胸部エックス線検査を受けるようにしましょう。
江南保健所管内市町で実施している胸部エックス線検査についての情報
相談窓口
結核についてのご相談は、
江南保健所 健康支援課 地域保健グループの保健師までお問い合わせください。
住 所 愛知県江南市布袋下山町西80
電話番号 0568-56-2157
時 間 平日(土日祝を除く) 9時00分~17時30分