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福祉局子育て支援課の業務内容

ページID:0253003 掲載日:2025年9月23日更新 印刷ページ表示

子育て支援課の業務内容

1 子育て支援課の施策の概要

 愛知県では、県民の皆様が安心して、子どもを生み育てることができるよう、「愛知県少子化対策推進条例」を平成19年3月に制定し、この趣旨に則り令和7年3月には「愛知県こども計画 はぐみんプラン2029」を策定しました。このプランに基づき、結婚支援、保育サービスの充実、自宅で子育てをしている家庭への支援、子育てしやすい職場環境づくりなどの取組を積極的に推進しています。

 また、毎月19日を「子育て応援の日(はぐみんデー)」と定め、社会全体で子育てを応援する運動を積極的に推進しています。

2 「愛知県こども計画 はぐみんプラン2029」の推進

 「愛知県こども計画 はぐみんプラン2029」は、愛知県の子ども・若者・子育てに関する総合的な計画として位置付け、様々な視点の支援や対策を一体的に連携して行うことにより、子ども・若者・子育てに関する課題の解決を目指します。また、中長期的な視野に立った少子化対策について、若者の就学・就職、結婚・妊娠・出産、子育てまでライフステージに応じた切れ目ない支援に取り組むとともに、ライフステージ全体を通して対処すべき課題にも対応した総合的な施策を展開しております。

 本計画では、幼児教育・保育の確保を中心とした子育て支援策の充実を図る「子ども・子育て支援事業支援計画」、子どもの貧困の改善を図る「子どもの貧困対策推進計画」、虐待の予防と早期発見・対応を進める「児童虐待防止基本計画」等を一体的に盛り込み、これらの計画に記載された各施策を有機的に連携させることで施策の効果を高め、安心して子どもを生み育てることができる社会の実現を目指します。

愛知県こども計画 はぐみんプラン2029を構成する計画一覧

計画名称

根拠規定等

備考

都道府県こども計画

こども基本法第10条

本計画に位置付け

(※)

基本計画

愛知県少子化対策推進条例第6条

地域行動計画

次世代育成支援対策推進法第9条

子ども・若者育成計画

子ども・若者育成支援推進法第9条

子どもが輝く未来推進計画

(子どもの貧困対策推進計画)

こどもの貧困の解消に向けた対策の推進に関する法律第10条

子ども・子育て支援事業支援計画

子ども・子育て支援法第62条

一体的に策定

児童虐待防止基本計画

愛知県子どもを虐待から守る条例第10条

自立促進計画

母子及び父子並びに寡婦福祉法第12条

母子保健計画

厚生労働省子ども家庭局長通知
「成育医療等基本方針に基づく評価指標及び計画策定指針について」(2023.3)

社会的養育推進計画

こども家庭庁支援局長通知「都道府県社会的養育推進計画の策定要領」(2024.3)

※内容が本計画の全般に関わり、こども大綱の基となった3つの大綱(少子化社会対策大綱、子供・若者育成支援推進大綱、子供の貧困対策に関する大綱)に関わる計画について「位置付ける計画」とします。

重点目標 1 若者の生活基盤の確保

(1)結婚支援

 独身者の7割以上がいずれ結婚する意思があるとの調査結果もあることから、未婚化・晩婚化の進行に歯止めをかけるため、結婚を希望する若者を支援します。

重点目標 2 希望する人が子どもを持てる基盤づくり

(1)男女共同参画の推進

父親の育児参加の促進

 夫婦の子どもの数の減少の背景にある仕事と家庭の両立の困難さ、母親の育児への負担感や孤立感の解消を図るため、父親の育児参画を促進しています。

重点目標 3 全ての子ども・若者の健やかな成長への切れ目ない支援

(1) 保育の受け皿、保育人材、多様な保育サービスの確保

ア 施設型教育・保育給付

 子ども・子育て支援法に基づき、都道府県の認可及び市町村の確認を受けた、私立の「特定保育・保育施設」(認定こども園・幼稚園・保育所)について、幼児教育・保育の無償化を踏まえ、必要な経費を助成します。

イ 地域型保育給付

 子ども・子育て支援法に基づき、原則、3歳未満の児童を対象に、市町村の認可及び確認を受けた「家庭的保育、小規模保育、事業所内保育、居宅訪問型保育」について、幼児教育・保育の無償化を踏まえ、必要な経費を助成します。

ウ 地域子ども・子育て支援事業

 子ども・子育て支援法に基づき、家庭で子育てをする保護者も利用できる「一時預かり」や身近なところで子育て相談などを受けられる「地域子育て支援拠点」など、地域の様々な子育て支援に要する費用を助成します。

(2) 居場所づくり

放課後児童健全育成事業助成

 (ア) 放課後児童健全育成事業

 共働き等の理由で昼間保護者のいない家庭の小学校に就学している児童等に遊び及び生活の場を提供するため設置されている放課後児童クラブの運営に要する経費を助成し、児童の健全育成の向上を図ります。

 また、放課後児童健全育成事業に携わる指導者の資質の向上を図るため、研修会を開催します。

 (イ) 放課後児童クラブの整備

 市町村が保育所、児童館等の社会福祉施設及び学校等に付設して、又は単独で放課後児童クラブを建設する経費及び学校の余裕教室等の既存施設を改修し、放課後児童クラブ実施施設として整備する経費について助成することにより、地域における子育てしやすい環境の整備の促進を図ります。

(3) 多様な遊びや体験、活躍できる機会づくり

ア 児童館活動の促進

 児童に健全な遊びを与えて健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とする児童館の活動の促進を図っています。

イ 県立児童厚生施設等の運営

 (ア) 公益財団法人愛知公園協会

 公益財団法人愛知公園協会は、平成11年の県関係団体の見直しに際し、「財団法人愛知青少年公園協会」を主体に、「愛知県森林公園協会」「愛知こどもの国協会」の3団体を統合したもので、青少年の心身の健全な育成と県民の健康の増進を図るために必要な事業を行うことを目的としています。

 (イ) こどもの国の運営

 豊かな自然環境の中で、健全な遊びを通じて児童の健康を増進するとともに、情操を豊かにし、児童の健全な育成を図るため、「愛知こどもの国」と「海南こどもの国」の2か所の大型児童遊園を設置しています。

 (ウ) 愛知県児童総合センターの運営

 児童の健全育成を総合的に推進していくための中核的な施設として、屋内型大型児童館を設置しています。

重点目標 4 全ての子育て家庭が安心して子育てができることへの支援

(1) 個々の家庭に寄り添った支援の充実

訪問支援の充実

 子育てに不安を持つ家庭や多胎育児家庭などに対し、子育てによる孤立感や不安の軽減を図るため、ボランティアによる家庭訪問型子育て支援を行う「ホームスタート」の仕組みを県内に広げることで、地域の子育て支援力の向上を図目指します。

(2) 経済的支援の充実

ア 第二子以降児の保育料の無料化

 子育て家庭は、出産費用や乳幼児期の子育て費用、教育費など、子どものいない家庭と比べて負担が多く、こうした経済的負担を軽減するため、3歳未満児のうち、第二子以降児の保育料を3歳到達年度末まで無料化または軽減する市町村(政令市・中核市を除く)に対して、その経費を補助します。<拡充>対象児童について、第三子以降を第二子以降に拡大 (※2025 年10 月から実施)

イ 児童手当の支給

 児童手当を支給することによって、家庭等における生活の安定と次代の社会を担う児童の健やかな成長に寄与します。

 

重点目標 5 子ども・若者とともに社会をつくり、社会全体で子ども・若者・子育て家庭を支えるための基盤整備

(1) 地域の多様な主体との協働推進 

ア 子育て支援NPO等の活動の推進

 地域における子育て支援活動の強化を図るため、県及び県内のNPO、子育て支援サークル、ボランティア等が実施する子育て支援の取組について、インターネットによる情報提供を行います。

イ 地域組織の活動促進

 地域住民の積極的な参加による地域組織(母親クラブ)の活動を促進することにより、児童の健全な育成を図ります。

(2) 県民・企業が一体となって応援する機運の醸成

ア 子育て応援の日(はぐみんデー)の普及啓発

 子育て応援の日(はぐみんデー:毎月19日)の普及啓発を行い、社会全体で子育てを応援する機運の醸成を図ります。

イ 子育て家庭に対する優待事業

 協賛店舗等による子育て家庭に対する各種の優待を行うことにより、子育て家庭を地域全体で応援する機運の醸成を図ります。

問合せ

愛知県 福祉局 子育て支援課

E-mail: kosodate@pref.aichi.lg.jp