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【知事会見】中学生向け歴史副読本「杉原千畝と20世紀の日本・世界・愛知」及びガイドブックの作成について
愛知県教育委員会では、第二次世界大戦中、ユダヤ人難民に日本通過ビザを発給し多くの命を救った杉原千畝(すぎはらちうね)氏の人道的功績を後世に語り伝えていくため、中学生向け歴史副読本「杉原千畝と20世紀の日本・世界・愛知」を作成しました。副読本は、愛知県内全ての国公私立中学校へ配布します。
また、2018年に杉原氏の母校である旧制第五中学校、現在の県立瑞陵高等学校に設置した、顕彰施設「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」の制作過程をまとめたガイドブックを作成しました。副読本とあわせて、愛知県内の公立図書館に配布します。
1 歴史副読本「杉原千畝と20世紀の日本・世界・愛知」について
(1)発行部数
75,000部
(2)発行年月日
2020年3月24日火曜日
(3)仕様
A4判、48ページ、フルカラー
(4)配布先
県内の国公私立中学校(439校、配布数72,059部)
県内の公立図書館(108か所)
(5)副読本の特色
杉原氏の生涯と関連付けながら、第二次世界大戦前後の歴史を学ぶことができるものとなっています。
杉原氏の生涯と、各時代における日本・世界・愛知の出来事を見開きで対比したり、キーワード(「ユダヤ人はどのような人々」、「ホロコースト」、「ビザ」等)から学べるページを掲載しています。
なお、第二次世界大戦前後の歴史は、中学2、3年生において学習する内容です。
2 「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル ガイドブック ~メイキングストーリー~」について
(1)発行部数
1,000部
(2)発行年月日
2020年3月24日火曜日
(3)仕様
A4判、46ページ、フルカラー
(4)配布先
県内の公立図書館(108か所)
(5)ガイドブックの内容
センポ・スギハラ・メモリアルの構想から完成記念式典、その後の見学者との交流までをまとめ、センポ・スギハラ・メモリアルの意義、内容、魅力を分かりやすく解説しています。
(構成)
1 杉原氏と愛知県の関わり
2 杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアルの概要
3 杉原千畝とユダヤ人難民
4 制作の記録
5 完成記念式典、関連行事
6 メモリアルオープン後の交流 など
3 その他
副読本及びガイドブックについては、県民向けの販売、配布予定はありません。
問合せ
愛知県教育委員会教育企画課
教育政策グループ
担当:大谷、田路
電話:052-954-6827
内線:3821、3812
メール:kyoikukikaku@pref.aichi.lg.jp