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平成25年度交通騒音・振動調査結果について
平成26年9月5日(金曜日)発表
平成25年度交通騒音・振動調査結果について
愛知県及び県内全38市が騒音規制法第18条第1項に基づき実施した、自動車騒音の常時監視結果についてお知らせします。また、本県及び関係市町村が実施した、道路交通振動、新幹線鉄道騒音・振動、航空機騒音等の調査結果についても併せてお知らせします。
調査結果の概要
1 自動車騒音・道路交通振動
(1) 自動車騒音に係る環境基準(※1)の達成状況
主要幹線道路沿いの964区間で評価を行い、評価区間内の全戸数476,008戸中455,052戸で環境基準を達成し、達成率は95.6%でした。
(2) 自動車騒音に係る要請限度(※2)の超過状況
128地点中7地点で、要請限度を超過しました。
(3) 道路交通振動に係る要請限度(※2)の超過状況
61地点の全調査地点で、要請限度を下回りました。
2 新幹線鉄道騒音・振動
(1) 新幹線鉄道騒音に係る環境基準の達成状況
78地点中47地点で環境基準を達成し、達成率は60.3%でした。
(2) 新幹線鉄道振動に係る指針値(※3)の達成状況
30地点中29地点で指針値を達成し、達成率は96.7%でした。
3 航空機騒音
(1) 県営名古屋空港の航空機騒音に係る環境基準の達成状況
15地点中8地点で、環境基準を達成しました。
(2) 中部国際空港の航空機騒音に係る環境基準の達成状況等
5地点の全調査地点で、環境基準を達成しました。
なお、環境基準の地域類型を指定した地域外の2地点でも調査を行い、2地点とも環境基準値を下回りました。
4 対 策
(1) 自動車騒音
「あいち自動車環境戦略2020(平成25年3月策定)」等により、国、県等の機関がそれぞれの役割分担のもと道路管理者による道路構造の改善等の環境対策を進めています。
(2) 新幹線鉄道騒音・振動
騒音に係る環境基準及び振動に係る指針値の早期達成に向け、県は毎年度、新幹線鉄道事業者に騒音対策の実施を要望しており、事業者は車両対策や防音壁設置、レール削正等の地上対策を進めております。
(3) 航空機騒音
県営名古屋空港では、運用時間(午前7時から午後10時)外の利用禁止、騒音に配慮した運航方式の徹底等の発生源対策とともに、住宅防音工事等の周辺環境対策事業を実施しています。
注釈
(※1) 環境基準
人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準
(※2) 要請限度
道路周辺の生活環境が著しく損なわれると認められるとき、市町村長が公安委員会等に措置をとるよう要請する際の基準
(※3) 新幹線鉄道振動に係る指針値
緊急に振動源対策及び障害防止対策等を講じることが必要とされている新幹線鉄道振動の指針値(70デシベル)で、「環境保全上緊急を要する新幹線鉄道振動対策について」(昭和51年3月環境庁(当時))により勧告されている。
過去の調査結果の推移
資料 騒音・振動に関する調査結果(詳細な内容)
問合せ
愛知県 環境部 水大気環境課 生活環境地盤対策室 生活環境グループ
電話 052-954-6214(ダイヤルイン)
E-mail: seikatsujiban@pref.aichi.lg.jp