「フロン類排出抑制対策に関する講習会」の参加者を募集します

　フロン類は、エアコンや冷凍・冷蔵庫などの冷媒として広く使用されてきましたが、オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となることから、使用量の削減や排出抑制が求められています。
　そこで、愛知県では、関係事業者の方にフロン類の排出を抑制する取組を進めていただくため、「フロン類排出抑制対策に関する講習会」を開催します。
　参加費は無料ですので、ぜひご参加ください。

2023年11月14日（火曜日）　　 午後1時30分から午後4時まで

ウィルあいち　愛知県女性総合センター（住所：名古屋市東区上竪杉町1番地）
3階　大会議室

愛知県、愛知県フロン類排出抑制推進協議会、一般社団法人中部冷凍空調設備協会

「フロン排出抑制法」について
－フロン排出抑制法の、2020年４月の改正内容や近年の動向を中心にお話しします。
　（講師：一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会　事務局長　大沢　勉（おおさわ　つとむ）氏）

業務用冷凍空調機器の取り扱いにおけるアスベストの飛散・ばく露防止対策
－業務用冷凍空調機器の設置、取り外し等を行う場合の、アスベストに係る注意点等についてご説明します。
　（講師：一般社団法人ＪＡＴＩ協会　技術参与　浅見　琢也（あさみ　たくや）氏）

業務用冷凍空調機器の管理者
フロン類充填回収業者
冷凍空調機器の設備施工・保守・メンテナンス業者
解体業者
廃棄物・リサイクル業者
その他フロン類に係る関係者等

240名（申込先着順）・無料

「会社名・団体名」、「所属」、「参加人数」、「氏名（ふりがな）」、「電話番号」、「ＦＡＸ番号」、「メールアドレス」を記載の上、郵送、ファックス、電子メールのいずれかにより、「9　申込先」にお申込みください。

2023年11月6日（月曜日）まで
定員になり次第、申込みを締め切らせていただきます。
※なお、定員超過のためご参加いただけない方には、別途、ご連絡します。

愛知県環境局環境政策部水大気環境課
　大気規制グループ
〒460-8501　名古屋市中区三の丸三丁目1－2
ファックス　052-961-4025　電子メール　mizutaiki@pref.aichi.lg.jp

　フルオロカーボン（フッ素と炭素の化合物）の総称であり、フロン排出抑制法では、CFC（クロロフルオロカーボン）、HCFC（ハイドロクロロフルオロカーボン）、HFC（ハイドロフルオロカーボン）を指します。フロン類は、人体に毒性がない、燃えにくい、化学的にも安定している、取扱いが容易など多くの利点があるため、エアコンや冷凍・冷蔵庫の冷媒、半導体の洗浄剤や断熱材の発泡剤など様々な用途に使われています。しかし、フロン類の中には、大気中に放出されると、オゾン層まで到達してオゾン層を破壊するものや、二酸化炭素の数百倍から数万倍の温室効果により、地球温暖化に大きな影響を与えるものがあります。
　このため、2001年に「フロン回収・破壊法」が制定され、また、2013年には「フロン排出抑制法」に改められ、業務用冷凍空調機器からのフロン類の排出抑制対策が進められています。

　環境省「フロン排出抑制法ポータルサイト」にある各種手引きやパンフレット、Ｑ＆Ａについても参考にしてください。