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2018年度交通騒音・振動調査結果について
2018年度交通騒音・振動調査結果について
2018年度に愛知県及び関係市町村が実施した自動車騒音・道路交通振動、新幹線鉄道騒音・振動、航空機騒音に係る調査結果をとりまとめました。調査結果の概要は次のとおりです。
1 自動車騒音・道路交通振動(1) 自動車騒音評価区間1,105区間 465,810戸のうち450,225戸 96.7%で環境基準を達成 調査地点127地点のうち6地点で要請限度を超過 (2) 道路交通振動調査地点58地点全てで要請限度を下回る 2 新幹線鉄道騒音・振動(1) 新幹線鉄道騒音調査地点74地点のうち52地点 70.3%で環境基準を達成 (2) 新幹線鉄道振動調査地点26地点全てで指針値を達成 3 航空機騒音(1) 県営名古屋空港調査地点16地点のうち9地点で環境基準を達成 (2) 中部国際空港調査地点5地点全てで環境基準を達成 |
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第1 自動車騒音・道路交通振動調査
1 自動車騒音に係る環境基準の達成状況
主要道路の評価区間1,105区間で評価を行い、評価区間内の全戸数465,810戸中450,225戸で環境基準を達成し、達成率は96.7%でした。
(1)調査期間 2018年4月から2019年3月まで
(2)調査機関 愛知県及び県内全38市
(3)調査結果
年度 | 評価区間数 | 全評価戸数 | 環境基準達成戸数 | 環境基準達成率 |
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2018 | 1,105 | 465,810 | 450,225 | 96.7% |
2017 | 1,087 | 463,559 | 443,934 | 95.8% |
図1 自動車騒音に係る環境基準達成率の経年変化
2 自動車騒音に係る要請限度の超過状況
主要道路の調査地点127地点中6地点で要請限度を超過しました。
(1)調査期間 2018年5月から2019年3月まで
(2)調査機関 愛知県及び県内18市5町1村
(名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、春日井市、豊川市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、東海市、大府市、知立市、岩倉市、日進市、長久手市、東郷町、豊山町、飛島村、東浦町、武豊町及び幸田町)
(3)調査結果
年度 | 調査地点数 | 要請限度超過地点数 | 要請限度を超過した割合 |
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2018 | 127 | 6 | 4.7% |
2017 | 126 | 6 | 4.8% |
【自動車騒音に係る調査結果】
3 道路交通振動に係る要請限度の超過状況
主要道路の調査地点58地点の全地点で、要請限度を下回りました。
(1)調査期間 2018年5月から2019年3月まで
(2)調査機関 愛知県及び県内11市
(豊橋市、岡崎市、一宮市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、東海市、知立市及び岩倉市)
(3)調査結果
年度 | 調査地点数 | 要請限度超過地点数 | 要請限度を超過した割合 |
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2018 | 58 | 0 | 0% |
2017 | 52 | 0 | 0% |
【道路交通振動に係る調査結果】
4 今後の対応
県及び市町村は引き続き、監視を行い、環境基準の達成状況及び要請限度の超過状況を把握していきます。
また、自動車騒音の環境基準達成に向けて、国、県等の機関がそれぞれの役割のもとに、自動車からの騒音を低減させる発生源対策、低騒音舗装や環境施設帯の整備等の道路構造対策など、総合的な自動車環境対策を進めていきます。
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第2 新幹線鉄道騒音・振動調査
1 新幹線鉄道騒音に係る環境基準の達成状況
調査地点74地点中52地点で環境基準を達成し、達成率は70.3%でした。
(1)調査期間 2018年5月から2018年11月まで
(2)調査機関 愛知県及び県内4市(名古屋市、豊橋市、岡崎市及び一宮市)
(3)調査結果
年度 | 調査地点数 | 環境基準達成地点数 | 環境基準達成率 |
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2018 | 74 | 52 | 70.3% |
2017 | 77 | 52 | 67.5% |
図2 新幹線鉄道騒音に係る環境基準達成率の経年変化
2 新幹線鉄道振動に係る指針値の達成状況
調査地点26地点の全地点で、指針値を達成しました。
(1)調査期間 2018年5月から2018年11月まで
(2)調査機関 愛知県及び県内3市(名古屋市、豊橋市及び岡崎市)
(3)調査結果
年度 | 調査地点数 | 指針値達成地点数 | 指針値達成率 |
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2018 | 26 | 26 | 100% |
2017 | 29 | 29 | 100% |
図3 新幹線鉄道振動に係る指針値達成率の経年変化
【新幹線鉄道騒音・振動に係る調査結果】
3 今後の対応
県及び関係市は引き続き、監視を行い、騒音に係る環境基準及び振動に係る指針値の達成状況を把握していきます。
また、県は毎年度、新幹線鉄道事業者に騒音対策の実施を要望しており、事業者は引き続き、車両対策や防音壁設置、レール削正等の地上対策を進めていくこととしております。
緊急に振動源対策及び障害防止対策等を講じることが必要とされている新幹線鉄道振動の指針値(70デシベル)。 |
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第3 航空機騒音調査
1 県営名古屋空港に係る調査
調査地点16地点中9地点で、環境基準を達成しました。
(1)調査期間 2018年4月から2019年3月まで
(2)調査機関 愛知県及び県内2市(名古屋市、春日井市)
(3)調査結果
年度 | 調査地点数 | 環境基準達成地点数 |
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2018 | 16 | 9 |
2017 | 16 | 10 |
図4 航空機騒音(県営名古屋空港)に係る環境基準達成地点数の経年変化
(注) ( )内は、調査地点数を示す。
2 中部国際空港に係る調査
調査地点5地点の全地点で、環境基準を達成しました。
(1)調査期間 夏季(2018年6月から8月)及び冬季(2019年1月から2月)
(2)調査機関 愛知県
(3)調査結果
年度 | 調査地点数 | 環境基準達成地点数 |
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2018 | 5 | 5 |
2017 | 5 | 5 |
図5 航空機騒音(中部国際空港)に係る環境基準達成地点数の経年変化
(注) ( )内は、調査地点数を示す。
【航空機騒音に係る調査結果】
3 今後の対応
県は引き続き、監視を行い、環境基準の達成状況を把握していきます。
また、県営名古屋空港では、引き続き、運用時間外の利用禁止、騒音に配慮した運航方式の徹底等の発生源対策とともに、住宅防音工事等の周辺環境対策事業を実施していきます。
問合せ
愛知県 環境局 環境政策部 水大気環境課 生活環境地盤対策室 生活環境グループ
電話 052-954-6214(ダイヤルイン)
E-mail: seikatsujiban@pref.aichi.lg.jp