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2023年度中山間地域等直接支払制度の実施状況について
本県では、2000年度から、中山間地域の農業の多面的機能を確保することを目的に「中山間地域等直接支払制度」を実施しております。
この制度は、中山間地域等の農業生産が不利な地域における耕作放棄の防止のための活動に要する費用などに対し補助するものです。
2023年度は、6市町村の集落等において取り組まれ、締結協定数は270協定、実施面積は1,887ヘクタールでした。
2020年度からの第5期対策では制度の基本的枠組みは継続しながら、体制整備単価が交付されるのは協定農用地を含む集落全体の将来像を協定参加者で話し合いながら作成する集落戦略の作成が要件となりました。
この取組により、中山間地域における農業生産が継続され、新たな耕作放棄地の発生が防止されるなど、その多面的機能の維持が図られております。また、集落の話し合いや共同作業活動が活発になるなど、地域の活性化にも寄与しています。
本県におきましては、引き続き、参加集落及び実施面積の増加を促す等、事業を推進してまいります。
農業生産活動の体制整備(機械・農作業の共同化)
耕作放棄を防止する活動(農地法面の草刈り)
2023年度中山間地域等直接支払制度の実施状況の概要について
概要と制度の説明
2023年度中山間地域等直接支払制度の実施状況について
(2024年11月1日に修正しました。)
制度の実施状況