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研究報告第43号-010
繁殖形質の改良を主としたランドレース種系統豚の造成
キーワード
豚、系統造成、ランドレース種、総産子数、離乳時総体重
摘要
繁殖性の改良を目標としたランドレース種系統豚の造成を2003年から2010年にかけて行い(6世代)、「アイリスL3」として完成した。選抜は、アニマルモデルBLUP法を用いて、育種価を推定し行った。
総産子数(LS)は、順調に改良され、基礎世代の10.22頭/腹から、11.47頭/腹となった。離乳時総体重(LW)についても、49.25kg/腹から、58.18kg/腹となった。
また、LSとLWの2形質の育種価から成る総合育種価も、順調に上昇し、標準化した選抜差の累積は、系統豚認定基準1.00を超える1.92となった。
第6世代における近交係数及び血縁係数は、それぞれ7.25%、20.71%となった。
著者
長渕政広:畜産研究部
山本るみ子:畜産研究部(現尾張農林水産事務所)
河野建夫:畜産研究部(現農業大学校)
上田淳一:畜産研究部
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繁殖形質の改良を主としたランドレース種系統豚の造成
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