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研究報告第43号-013
ウズラ種卵に対するホルマリンガスくん蒸法及び逆性石けん溶液浸漬法がふ化率及び初期産卵成績に及ぼす影響
キーワード
ウズラ、種卵、ホルマリンガスくん蒸法、逆性石けん溶液浸漬法、ふ化率、産卵成績
摘要
豊橋市でウズラの高病原性鳥インフルエンザが発生し、ウズラ農場における衛生対策のひとつとして、清浄ヒナの生産が重要な課題となっている。
そこで、清浄ヒナ生産のための実用的な種卵消毒技術の確立を目的に、鶏の種卵消毒として広く用いられているホルマリンガスくん蒸法及び逆性石けん溶液浸漬法がウズラのふ化率及び初期産卵成績に及ぼす影響について検討した。
ホルマリンガスくん蒸法及び逆性石けん溶液浸漬法は、ふ化率及び初生ヒナ活力指数に影響を及ぼさなかった。
ホルマリンガスくん蒸法及び逆性石けん溶液浸漬法は、育成期飼育成績(0~5週齢)及び初期産卵成績(5~11週齢)に影響を及ぼさなかった。
以上のことから、ホルマリンガスくん蒸法及び逆性石けん溶液浸漬法は、ウズラの実用的な種卵消毒法であると考えられた。
著者
美濃口直和:畜産研究部(現西部家畜保健衛生所)
渡邉久子:畜産研究部(現産総合センタ-種鶏場)
近藤一:畜産研究部(現退職)
内田正起:畜産研究部
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ウズラ種卵に対するホルマリンガスくん蒸法及び逆性石けん溶液浸漬法がふ化率及び初期産卵成績に及ぼす影響
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