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研究報告第47号-研究ノート016
9月開花における夏秋系輪ギク「なつき愛」の短茎栽培方法
著者:渡邊孝政1)・野村浩二1)・二村幹雄2)・伊藤健二1)
摘要:当場育成夏秋系輪ギク品種「なつき愛」を用いて物日需要に向けた輪ギク短茎栽培技術の開発を目指して、最適な栽植密度と栄養成長期間を明らかにする試験を9月開花で行った。
その結果、栽植密度が高すぎると、開花期間が長くなり、切り花のロス率が増えた。また栄養成長期間が短いと到花日数が数日遅れた。
以上のことから「なつき愛」の9月開花で、栽植密度は82.3~86株/平方メートルが最も適していることが分かった。また、適正な栽植密度であれば、栄養成長期間28日と21日で切り花調整重に違いが無いことが分かった。
キーワード:「なつき愛」、輪ギク、短茎栽培、栽植密度、栄養成長期間
本研究は農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「きく生産・流通イノベーションによる国際競争力強化」により実施した。
1)東三河農業研究所 2)東三河農業研究所(現園芸研究部)
全文ダウンロード:9月開花における夏秋系輪ギク「なつき愛」の短茎栽培方法 [PDFファイル/231KB]