あいち自動車環境戦略2020

　本県では、平成14年10月に、「あいち新世紀自動車環境戦略」（以下「自動車環境戦略」という。）を、また、平成15年7月に、自動車NOx・PM法に基づく「愛知県自動車排出窒素酸化物及び自動車排出粒子状物質総量削減計画」（以下「総量削減計画」という。）を策定し、目標年度の平成22年度に向け、各種自動車環境対策を総合的に推進してきました。

　その結果、県内の大気環境は概ね改善傾向にありますが、今後とも、二酸化窒素及び浮遊粒子状物質に係る大気環境基準を確保するとともに、自動車騒音対策や温室効果ガスの削減を強化していく必要があります。

　このため、平成23年度から、国の関係行政機関、警察本部、市町村、関係道路管理者、関係団体等から構成される「あいち新世紀自動車環境戦略会議」及び「愛知県自動車排出窒素酸化物及び粒子状物質総量削減計画策定協議会」において検討を重ねてきましたが、このたび、「自動車環境戦略」の中に「総量削減計画」を取り込み、1つの計画として整理し、平成32年度（2020年度）を目標とした「あいち自動車環境戦略2020」（以下「新戦略」という。）を平成25年3月28日に策定・公表しました。

　今後は、この新戦略に基づき、「安心・快適な暮らしを支え、環境と自動車利用が調和した社会」の実現をめざして、県民・事業者・NPO・行政の各主体が連携・協働しながら、引き続き自動車環境対策に取り組んでいきます。

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