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平成23年度「あいち緑のカーテンコンテスト」の優秀事例を決定しました
「あいち緑のカーテンコンテスト」の優秀事例を決定しました
本県では、地球温暖化防止に向けて、住宅、学校及び事業所等へ「緑のカーテン」の普及を図るため、平成19年度から「あいちエコチャレンジ21」を統一標語に、県民運動を展開しています。
この取組の一環として、「あいち緑のカーテンコンテスト」を実施しており、今年度は153事例の応募がありました。
審査の結果、優秀事例を決定しましたのでお知らせします。
・部 門 住宅部門、幼稚園・保育園部門、学校部門及び事業所部門
・入賞事例 各部門 最優秀賞1事例、優秀賞2事例(計12事例)
1 実施概要
(1) 応募資格
個人又は団体で今年度、愛知県内の住宅、学校及び事業所等において、つる性植物を使って「緑のカーテン」を設置していること
(2) 募集部門
住宅部門、幼稚園・保育園部門、学校部門、事業所部門
(3) 募集期間
平成23年9月15日(木曜日)まで
(4) 応募数
総数153事例(住宅部門34事例、幼稚園・保育園部門17事例、学校部門42事例、事業所部門60事例)
2 審査の概要
平成23年10月13日(木曜日)に「あいち緑のカーテンコンテスト」審査委員会を開催し、優秀事例を決定しました。
(1)審査委員
佐野 充 (名古屋大学大学院環境学研究科 教授) …審査委員長
森本 真治 (農林水産部園芸農産課 主幹)
高木 淳 (建設部公園緑地課 課長補佐)
堤 龍博 (教育委員会義務教育課 指導主事)
児玉 剛則 (愛知県地球温暖化防止活動推進センター 事務局長)
原田 弥生 (環境部大気環境課地球温暖化対策室 室長)
(2)審査の視点
ア 景観、設置方法
・外からの見た目や感じがよいか。
・育成状況は良いか。(規模、完成度)
・設置の方法に独自の工夫が見られるか。
イ 工夫した点、設置の効果等
・植物の選定、育成方法等に工夫した点が見られるか。
・冷房使用量の減少、温暖化防止意識の啓発等の設置の効果が見られるか。
・改善したい点、普及に向けた取組等の今後の取組への意欲が見られるか。
3 優秀事例及び受賞者名
各部門の最優秀事例は以下のとおりです。なお、すべての優秀事例は、別添の「あいち緑のカーテンコンテスト優秀事例一覧」をご覧ください。
なお、受賞者へは、平成23年12月15日(木曜日)に開催予定の「平成23年度あいち地球温暖化防止戦略・あいち新世紀自動車環境戦略推進大会」において表彰を行い、県内の間伐材で作成した賞状と、副賞(写真)を授与します。
住宅部門最優秀賞
松原 八壽雄・純子さん(尾張旭市)
(植物の種類)ミニトマト
ミニトマトを種から育てた珍しい緑のカーテンです。夏を涼しく過ごすとともに、実を収穫し、デザート、スープ、焼きトマトとしておいしくいただいたとのことです。
幼稚園・保育園部門最優秀賞
刈谷市立富士松北幼稚園
(植物の種類)フウセンカズラ、ゴーヤ、オーシャンブルー、アピオス、トマト、キュウリ、
スツルアリインゲン、ヘチマ、ヒョウタン
部屋の前だけではなく、園庭にもアーチ状の緑のカーテンが設置されています。今年は、ゴーヤの他にも野菜を多く植え、収穫も楽しめたとのことです。
学校部門最優秀賞
田原市立伊良湖岬中学校
(植物の種類)ゴーヤ
ゴーヤと一緒にサルビアなどの花を植えた、見た目にも鮮やかな緑のカーテンです。昨年度の経験を踏まえ、苗の間隔を変えることでツルの密集を防ぐなど、育成方法に工夫がなされています。
事業所部門最優秀賞
株式会社豊田自動織機(刈谷市)
(植物の種類)メイプルバイオレット
事務所のベランダ一面の広範囲に渡る緑のカーテンです。社員自ら鉢植えを実施し、社内のポータルサイトで成長の様子を配信するなど社員の環境意識の向上に役立っているとのことです。
あいち緑のカーテンコンテスト優秀事例一覧
問合せ
愛知県 環境部 地球温暖化対策課
温暖化対策グループ
ダイヤルイン 052-954-6242
※組織再編により、平成30年4月1日から、「大気環境課地球温暖化対策室」が「地球温暖化対策課」となりました。