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令和5年度木造非住宅建築物設計・建築実証事業について

ページID:0394602 掲載日:2023年8月1日更新 印刷ページ表示
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに8 働きがいも経済成長も9 産業と技術革新の基盤をつくろう11 住み続けられるまちづくりを12 つくる責任 つかう責任13 気候変動に具体的な対策を15 陸の豊かさも守ろう
 国際連合におけるSDGsの採択やカーボンニュートラルの実現に向けた取組など、地球環境や社会・経済の持続性への意識が高まる中、木造建築物は「第2の森林」として注目されています。
 しかし、非住宅建築物において、従来木造は、鉄骨造やRC造と比べてコスト高、強度や耐久性の不安、必要な空間の確保が難しいなどの理由で選択されにくかったことから、低層住宅の約3分の2が木造であるのに対して非住宅建築物の木造率は1割以下と低くなっています。
 そこで、非住宅建築物の木造・木質化を促進するため、実際に木造で設計や建築を行い、木造・木質化における課題やメリット等を明確化する、木造非住宅建築物設計・建築実証事業を実施します。(本事業は、愛知県から環境都市実現のための木造化・木質化推進あいち協議会へ業務委託をして実施しています。)

1 事業の概要

(1)実証の対象物件

 

(1)実証の対象物件

区分

施設用途

規模要件

設計実証

・店舗

・医療施設

・幼保学童施設

・共同住宅

・運動施設

・倉庫等

延床面積200m2以上

・オフィス

・老人福祉施設等

延床面積300m2以上※

建築実証

・店舗

・幼保学童施設

・運動施設

・倉庫等

延床面積200m2以上

・オフィス

・老人福祉施設等

・医療施設

・共同住宅

延床面積500m2以上

※令和5年8月1日から規模要件緩和。

・住居併用の建築物は対象外とする。

・CLT等を活用する先導的な工法を用いた非住宅建築物、チェーン展開している業種業態において従来は非木造で規格化されている店舗を木造化する場合等には、延床面積に関わらず対象とする場合がある。

(2)物件当たりの実証費

 ・設計実証:木造の基本設計に相当する費用、上限6,000千円/物件

 ・建築実証:あいち認証材の利用量に応じて50,000円/m3、木質化する場合は3,000円/m2(木造化と一体的に木材を見える部分(現し仕上げ)に使用する場合に限る)、上限9,000千円/物件

(3)実証の内容

【設計実証の内容】

 非住宅建築物の新築物件を対象に、木造での建築を前提にあいち認証材を一定量使用する木造の設計を行い、当該木造を非木造で建築する場合と比較して建築コスト及び設計工期等の検証を行う。

【建築実証の内容】

 あいち認証材を利用する非住宅建築物の新築及び増改築等の物件を対象に、施工時における木材の調達状況及び工期等を検証するとともに、建築主等の施設利用者から木造・木質化によるメリット等についての情報を竣工後3年間収集する。

2 実証の対象物件の募集について

 本事業は、愛知県から環境都市実現のための木造化・木質化推進あいち協議会へ業務委託をしています。
 下記の同協議会WEBページにおいて、実証物件の募集、事業説明会の申込み受付を行っていますので、詳しくはこちらのページをご確認ください。

令和5年度木造非住宅建築物設計・建築実証事業について