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【知事会見】物流事業者との「災害時における物流施設の使用等に関する協定」の締結について

ページID:0283948 掲載日:2020年4月13日更新 印刷ページ表示
4月13日(月曜日)発表

  愛知県では、4月16日(木曜日)に、物流事業者との間で、災害時に物流事業者からトラックターミナル等の物流施設を提供していただくこと等を定めた「災害時における物流施設の使用等に関する協定」を締結します。

  この協定は、平成28年熊本地震において、熊本県の物資拠点が被災して使用不能となり、避難者までの支援物資の供給に混乱が生じたこと等を踏まえ、本県における支援物資の円滑な輸送体制の強化を目的とするものです。

 

 協定の内容等

1 協定の名称

  災害時における物流施設の使用等に関する協定

2 協定締結事業者

・佐川急便株式会社

・ヤマト運輸株式会社

・西濃運輸株式会社

・名鉄運輸株式会社

参考:協定締結事業者の概要 [PDFファイル/48KB]

 

3 協定の目的

 愛知県では、公共施設を中心に5か所の広域物資輸送拠点※1を指定し、活動マニュアル等を整備するほか、活動要員のスキル向上に向けて、毎年、物流訓練を実施しています。

 今回の協定は、広域物資輸送拠点が被災した場合等に備えて、物流事業者と平常時から連携を図り、被災者への支援物資の円滑な輸送体制を強化するものです。

4 協定に定める協力内容

 災害時において、物流事業者からトラックターミナル等の物流施設や資機材の提供、作業人員の派遣等にご協力いただきます。

5 災害時の支援物資の流れ

 県は、国や他都道府県、民間事業者等から輸送される支援物資を広域物資輸送拠点において受け入れ、各市町村の地域内輸送拠点※2へ輸送する役割を担っており、その後、市町村は避難所等へ輸送するスキームとなっています。 

語句説明

※1  5か所の広域物資拠点

広域物資輸送拠点とは、国や他都道府県、民間事業者等による支援物資を都道府県が受け入れ、各市町村が設置する地域内輸送拠点に向けて送り出すための拠点であって、都道府県が設置するものです。

愛知県では、次の5か所の広域物資輸送拠点を事前に指定しています。

中小企業振興会館(名古屋市千種区)、愛知県一宮総合運動場(一宮市)、愛・地球博記念公園(長久手市)、中部トラック総合研修センター(みよし市)、豊橋市総合体育館(豊橋市)

このほか、今回の協定締結により、物流事業者の施設の活用が可能となります。

 

※2 地域内輸送拠点

地域内輸送拠点とは、広域物資輸送拠点において都道府県が受け入れた支援物資を、各市町村に配分する際の受け入れの拠点であり、市町村が設置するものです。

 

 

問合せ

愛知県 防災安全局 防災部 災害対策課 支援グループ

担当 原・小島

内線 2565・2566

ダイヤルイン 052-954-6149

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