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中空部材の加工方法および中空部材
中空部材の加工方法および中空部材(特開2022-143816)
要約
円形以外の断面を有する繊維強化熱可塑性樹脂製の中空部材の製造には課題がありました。本発明は、繊維強化熱可塑性樹脂製中空部材の加工法に関する技術を提供するものです。加熱した中空部材を塑性変形させることで、同一形状で太さが異なる中空部材や、円形から他の断面形状(多角形等)に変化した中空部材を製造することができます。
特徴/セールスポイント
繊維強化熱可塑性樹脂製の中空部材を塑性変形させ、断面形状を変化させることができる技術であり、以下の特徴があります。また、熱可塑性樹脂を用いるため、原料の中空部材をストックし、必要なときに必要な数量を、ニーズに合わせた断面形状で提供することができます。
1.円形以外の断面(多角形等)を持つ中空部材の製造
2.断面形状が連続的に変化する部材の製造
3.直径が連続的に変化する部材の製造
主な応用分野/市場動向
航空宇宙、輸送機械用の構造部材への応用
異形パイプの接合等、機能部材への応用
提供する技術内容
部品・素材、成形技術
開発状態
試作品有り
図表
【成形品イメージ】 【曲げパイプ】
開発機関
あいち産業科学技術総合センター
問合せ
愛知県知的所有権センター
電話 0561-76-8318
FAX 0561-76-8319
愛知県 経済産業局 産業部 産業科学技術課 (研究開発支援グループ)
電話 052-954-6370
FAX 052-954-6977