あいち知的財産創造プラン（平成16年3月策定）

　今日、わが国産業の国際競争力低下への懸念が急速に高まっており、日本を代表するものづくり県である本県においても、 産業の空洞化が懸念される大変厳しい状況にあります。

　そうした中で、本県では、特許などの知的財産をもとに、産業の高度化や新分野展開、 さらには新産業の創出などをめざす「知的財産立県」を産業政策の大きな柱と位置づけ、産・学・行政の連携のもと、 様々な取り組みを強力に推進していきたいと考えております。

　そのため、地域の産・学・行政の有識者からなる「愛知県知的財産戦略会議」を平成15年6月に設置し、 同会議WGによる詳細かつ専門的な検討も実施しながら、知的財産立県に向けた指針となり、行動計画となる 「あいち知的財産創造プラン」の策定を進めてきました。

　平成16年3月15日、知的財産戦略会議の小川座長から神田知事に提言が行われ、「あいち知的財産創造プラン」が策定されました。

知的財産とそれを産み出す技術・技能を大切にする風土が広がり、「ものづくり」と「知恵づくり」が集積することにより、知的財産を活かした新規事業やベンチャー企業の創出が進む元気でたくましい地域づくり
※目標年度 2010年度 （2007年度に中間見直し）

• 「知的財産を大切にする風土づくり・基盤づくり」
• 「知的財産を活用したたくましい中小企業づくり」
• 「産・学・行政連携による知的財産の創出」

●あいち知的財産創造プラン（改訂版）