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平成22年7-9月期中小企業景況調査結果
平成22年10月4日(月曜日)発表
平成22年7-9月期中小企業景況調査結果
中小企業の景況感、足踏み
― 業況判断、売上の各D.I.が前期実績を下回る。先行きに不透明感も ―
調査結果の概要
今期は、業況判断D.I.が悪化し、6期ぶりに前期実績を下回った。また、採算D.I.と設備投資実施率の指標が前期実績を上回ったものの、売上D.I.は前期実績を下回った。来期は、業況判断、売上、採算の各D.I.及び設備投資実施率のすべての指標が今期実績を下回る見通し。
◇産業別の状況
・製造業では、採算D.I.と設備投資実施率の指標で前期実績を上回ったが、業況判断、売上の各D.I.で前期実績を下回った。
・卸・小売業では、売上D.I.は前期実績を上回ったが、業況判断、採算の各D.I.及び設備投資実施率の指標で前期実績を下回った。
・建設業では、業況判断、売上、採算の各D.I.及び設備投資実施率の各指標で前期実績を上回った。
・サービス業では、売上D.I.は前期実績を上回ったが、業況判断、採算の各D.I.及び設備投資実施率の指標で前期実績を下回った。
◇雇用人員D.I.の状況
・全産業で「過剰」超幅が縮小した。
◇来期(平成22年10~12月期)は、業況判断、売上、採算の各D.I. 及び設備投資実施率のすべての指標が今期実績を下回る見通し。
◇引き続き為替の動向、海外情勢、資源価格の動きなど、懸念材料を注視していく必要がある。
問合せ
愛知県産業労働部産業労働政策課
広報・企画調整グループ
担当:中島、和佐田
電話:052-954-6330
内線:3320、3323
E-mail:sanro-seisaku@pref.aichi.lg.jp