【平成30年1月23日変更】春日井市において、一般公道における遠隔型自動運転システムの実証実験を実施します

　愛知県は、今年度、最新の技術開発動向を踏まえ、国の規制緩和の動きに連動した最先端の遠隔型自動運転システムを含む実証実験を、県内10市町の協力の下、アイサンテクノロジー株式会社に事業委託して、実施しています。

　一般公道における遠隔型自動運転システムによる実証実験は、昨年12月、幸田町において、全国初の取組として実施したところです。

　この度、2か所目として、2月5日（月曜日）、春日井市高蔵寺ニュータウン内の一般公道において、遠隔型自動運転システムによる実証実験を実施します。

　今回の実証実験では、初めて、同システムを使用した右折合流及び信号認識による左折を実施します。

　併せて、春日井市保健センターの駐車場内（予定）において、県民の皆様に試乗いただき、モニター調査を実施します。

　なお、実施に当たっては、愛知県警察の道路使用許可が得られることを条件としています。

記

1　春日井市での実証実験の概要

（1）実施日時

　　 平成30年2月5日（月曜日）正午から午後4時頃まで

（2）実施ルート

　　 春日井市保健センター～新池公園付近（約1km）

　　 （春日井市保健センター　春日井市中央台1丁目1－7）

　　 ※ モニター調査は春日井市保健センターの駐車場内を予定

（3）実証主体等

　　 実証主体：愛知県、春日井市、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー　他

　　 協　　　力：KDDI株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、東京大学、名古屋大学　他

（4）実証内容

　　 車両内の「運転席」は無人です。遠隔操作者が車外の遠隔操作拠点に設置した運転席において、車両を遠隔監視又は遠隔操作をします。

　 遠隔監視時の車両は、ハンドル、アクセル、ブレーキが自動的に制御され、出発地から目的地まで自動運転を行います。万一、衝突などの危険

　 を察知した場合には、遠隔操作者等が緊急停止の措置を講じます。

（5）実証車両等

　　 車両：トヨタエスティマ

　　 速度：15km/h以下

　　 技術：事前に作成した高精度3Dマップを用い、LiDAR（※）で周囲を検知しながら決められたルートを走行

　　　　　　（※）レーザー照射により、車両周辺約100m、360°方向の物体形状を把握するもの。数センチメートル単位で周囲の物体との距離を測定で

　　　　　　　　  きる

（6）スケジュール

　　 11時30分～12時00分　報道機関受付

　　 12時00分～　　　　　　　公道実証実験実施、大村知事及び春日井市長試乗

　　 13時00分～16時00分　モニター調査実施（10組20名）（春日井市保健センター内駐車場を予定）

2　取材について

（1）取材を希望される場合は、報道機関名、代表者の氏名、連絡先、TVカメラの有無、取材車両の有無、人数を、別紙「2月5日（月曜日）取材連絡

　　 票」に記載の上、2月2日（金曜日）正午までに、FAX（052-954-6976）にて県産業振興課まで御連絡ください（当日、天候等の状況により中止に

　　 なった場合は、個別に御連絡します）。

（2）少雨決行します。

（3）当日は、正午までに「春日井市保健センター」にお越しください。

（4）安全確保のため、報道車両の併走は御遠慮ください。

（5）沿道（歩道）からの撮影は、歩行者等の通行の妨げにならないよう御注意ください（当日、撮影場所について御案内いたします）。

（6）乗車しての撮影はできません。

（7）委託事業者であるアイサンテクノロジー株式会社が車内に固定カメラ（GoPro）を設置します。御希望の報道機関の皆様に当日その映像をお渡し

　　 します。

（8）モニター調査の参加者については、春日井市において募集していますので、詳細については、同市まちづくり推進部ニュータウン創生課（電話

　　 0568-85-6049）にお問合せください。

3　関連事項（今後のスケジュール）

　　常滑市での実証実験は1月23日（火曜日）を予定しています。

　　また、本年度最終となる名古屋市での実証実験は、2月下旬の実施に向けて関係者と調整を進めております。決定次第、改めて御連絡します。