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平成29年度自動運転実証実験の今後のスケジュール等について~閉鎖空間における遠隔型自動運転システムによる実証実験を初めて刈谷市で実施します~
愛知県は、今年度、最新の技術開発動向を踏まえ、国の規制緩和の動きに連動した最先端の遠隔型自動運転システムを含む実証実験を、県内10市町の協力の下、アイサンテクノロジー株式会社に事業委託して、実施しているところです。
遠隔型自動運転システムによる実証実験は、警察庁が平成29年6月1日に策定・公表した「遠隔型自動運転システムの公道実証実験に係る道路使用許可の申請に対する取扱いの基準」に沿って実施することで、警察庁を始めとした関係省庁と調整し、準備を進めています。現時点で、以下のルート、スケジュールにより実施していく予定です。
また、10月3日(火曜日)、刈谷市の刈谷ハイウェイオアシス内の管理道路(閉鎖空間)において、初めての遠隔型自動運転システムによる実証実験を実施します。
なお、当日は、午前9時30分から大村知事の試乗を予定しています。
記
1 実証実験実施予定地域一覧
10市町(うち、5市においてはモニター調査を実施)
(別紙1「実証実験実施予定地域一覧」参照)
2 刈谷市での実証実験の概要
(1)実施時期
平成29年10月3日(火曜日)午前9時から午後2時頃まで
(2)実施ルート
刈谷ハイウェイオアシスバス停→第4駐車場(約0.5km)
(刈谷市東境町吉野55番地 電話 0566-35-0211)
(3)実証の内容
往路のみ、ハンドル、アクセル、ブレーキを自動的に制御し、遠隔監視により、出発地から目的地まで自動運転を行います。万一、衝突などの危険を察知した場合には、遠隔監視者等が緊急停止の措置を講じます。
(4)スケジュール
9時00分~9時20分 報道機関受付
9時30分~9時45分 実証車両説明、大村知事・竹中刈谷市長試乗
9時45分~10時00分 知事・刈谷市長コメント、ぶら下がり取材
10時00分~ 知事・刈谷市長退席、実証実験実施
(5)取材について
(1) 取材を希望される場合は、報道機関名、代表者の氏名、連絡先、TVカメラの有無、取材車両の有無、人数を、別紙2「10月3日(火曜日)取材連絡票」により、9月29日(金曜日)午後4時までにFAX(052-954-6976)にて県産業振興課まで御連絡ください(当日、天候等の状況により中止になった場合は、個別に御連絡します)。
(2) 当日は、午前9時20分までに「刈谷ハイウェイオアシスバス停」にお越しください。
(3) 安全確保のため、報道車両の併走は御遠慮ください。
(4) 沿道からの取材は、歩行者等の通行の妨げにならないよう御注意ください。
(5) 乗車しての撮影及び車内へのカメラ設置はできません。
(6) 報道関係者の車両駐車場所は「第4駐車場」となります。会場までは、徒歩で移動してください。
3 関連する取組(第1回あいち自動運転推進コンソーシアム総会の開催)
あいち自動運転推進コンソーシアムは、企業・大学等と市町村とのマッチング等により、県内各所における自動運転の実証実験を推進し、将来的には、自動運転に係るイノベーションの誘発により、新たな事業やビジネスモデルを創出し、オールあいちによる自動運転の社会実装を目指すことを目的に組織化したものです。
この度、本コンソーシアムの第1回総会を、10月20日(金曜日)に開催します。
(1)主 催
愛知県、名古屋大学未来社会創造機構
(2)時 期
平成29年10月20日(金曜日)午後2時30分から午後5時まで
(3)場 所
名古屋大学NIC 1階 Idea Stoa
(名古屋市千種区不老町 電話 052-747-6390)
(4)構成員(9月22日現在)
47機関(行政:30、企業:12、大学:3、関係団体:2)
(5)内 容
(1) 挨拶
大村秀章知事、財(ざい)満鎭(ましげ)明(あき)名古屋大学副総長
(2) 活動方針の決定(吉澤(よしざわ)隆(たかし)産業労働部長)
(3) 自動運転システムの社会実装に向けた最新情報の共有
・ 自動運転システムの社会実装と新たな地域づくりへの展開(仮称)
(名古屋大学未来社会創造機構 森川(もりかわ)高行(たかゆき)教授)
・ 愛知県での自動運転実証実験の成果と最新動向(仮称)
(アイサンテクノロジー(株) 佐藤(さとう)直人(なおと)取締役)
・ 自動運転を活用した新たなまちづくり(春日井市、幸田町)(仮称)
(4) 最新の遠隔型自動運転車両の展示(エスティマ他)