本文
令和3年度緑化功労者表彰において愛知県推薦者が国土緑化推進機構会長賞を受賞しました!
2022年2月14日(月曜日)発表
令和3年度緑化功労者表彰において愛知県推薦者が国土緑化推進機構会長賞を受賞しました!
この度、公益社団法人国土緑化推進機構(東京都)(以下「機構」という。)が主催する緑化功労者表彰(後援:農林水産省)において、愛知県が推薦しました原田志守也(はらだしずや)氏(新城市)が、国土緑化推進機構会長賞を受賞しました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、表彰式は開催されません。
1 緑化功労者表彰について
機構では、毎年、国土緑化運動の一層の推進を期すために、
・森林の造成、林業技術の向上、林産物の加工・利用等において地域林業の振興に貢献があった方々
・地域の環境緑化の推進や森林レクリエーション活動等において地域林業の振興に貢献があった方々
・林業後継者や緑の少年団の育成指導など、青少年の緑化運動の推進に貢献があった方々
・森林ボランティアとして国土緑化の推進に貢献があった方々
を緑化功労者として、表彰しています。
緑化功労者表彰は、農林水産大臣賞、国土緑化推進機構会長賞、林野庁長官賞、国土緑化推進機構理事長賞の4つがあります。
2 受賞者について
原田志守也氏は、1998年から「山吉田(やまよしだ)みどりの少年団」の代表を務めるほか、2004年に植樹等を行う「陣座(じんざ)もりづくりの会」を結成するなど、地域のために尽力されてきました。
なお、原田氏は2018年に公益社団法人愛知県緑化推進委員会より、緑化功労者会長表彰を受賞しています。
3 評価された活動について
原田氏は、父の恵治(けいじ)氏から意思を受け継ぎ、「山吉田みどりの少年団」の2代目代表として1998年から現在まで20年以上にわたって団の活動に尽力されてきました。
また、2004年には、植樹活動などを行う「陣座もりづくりの会」を立ち上げ、子供から大人まで、地域の森林づくりに参加できるように努められました。植栽木がしっかり育つように、少年団が間伐等の森林の手入れを行い、原田氏は、それを熱心に指導してきました。
植栽後30年ほど経過して木が利用期を迎えた頃には、収穫して製材し、ベンチやプランター等として長年学校で生徒たちに使用されてきました。
これらの活動を通して、森林と生き物の共生、森林の循環利用について学ぶ機会を提供し、少年団活動を活性化するとともに、新城地域における環境教育・緑化活動の普及に大きく貢献してこられた功績は非常に大きく、他の模範となるものです。
小学校で講習を行う原田氏