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【奥三河探訪】井伊家にまつわる史跡を紹介します
今回は、 現在、NHKで放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公、井伊直虎の一族、井伊家にまつわる史跡を紹介します。
まず最初にご紹介するのは「宇利城跡」です。
宇利城は井伊家を支えた井伊谷三人衆の一人、近藤康用(こんどうやすもち)の居城でした。宇利城跡は新城市中宇利字仁田地内にあり、県道81号線中宇利交差点の横に駐車場があります。
続いて柿本城跡です。
柿本城は井伊谷三人衆の一人、鈴木重時(すずきしげとき)の居城でした。柿本城跡は、新城市下吉田字柿本地内にあり、道の駅「三河三石」の北側にある満光寺から、徒歩15分ほどです。
〔満光寺。左に進むと柿本城跡に続く遊歩道〕
柿本城跡への遊歩道は地元の人により整備されており、歩きやすくなっています。
〔本丸〕
〔本丸跡の石碑〕
最後に鳳来寺です。
大宝3年(703)利修仙人(りしゅうせんにん)によって開かれたとされる鳳来寺は、徳川家康ゆかりの寺として知られていますが、井伊家ともゆかりがあります。
幼いころ命を狙われた虎松(後の井伊直政)が匿われていたのが、鳳来寺です。鳳来寺で8歳から14歳まで過ごした虎松は、寺の僧侶たちから武将として必要な教養を学んだと言われています。
鳳来寺へは鳳来寺山パークウェイ駐車場から徒歩で行く道と表参道から約1400段の石段を登る道があります。
鳳来寺本堂までパークウェイ駐車場から徒歩で約15分、表参道付近の駐車場から徒歩で約90分かかります。
〔鳳来寺の表参道〕
〔石段の入り口〕
〔鳳来寺本堂〕