第11次鳥獣保護事業計画及び特定鳥獣保護管理計画を策定しました

○ 本県では、野生鳥獣の保護や管理又は狩猟に関する事業を実施するための「第11次鳥獣保護事業計画」を、また、農林業被害等を発生させているイノシシ等の個体数管理を実施するため「特定鳥獣保護管理計画」を策定しました。

○ また、これらの計画策定にあたり、県民意見提出制度（パブリック・コメント制度）に基づき意見募集を実施しましたので、その結果についても併せてお知らせします。

　鳥獣保護事業計画は、鳥獣保護区等に関する事項、鳥獣を捕獲するための許可基準、狩猟の担い手確保や育成に関する事項等について定めた計画で、人と野生鳥獣との適切な関係を築くことを目的としています。

　現行の第10次鳥獣保護事業計画が平成24年3月31日で満了となるため、新計画を策定しました。今回の計画では、鳥獣による農作物被害の軽減を図るための有害鳥獣捕獲において、捕獲の担い手を確保するために狩猟免許を有しない者も捕獲の補助に携わることを可能とします。また、愛玩目的での捕獲については、これまでメジロのみ認めていましたが、全ての鳥獣に対して禁止としました。

　特定鳥獣保護管理計画は、農林業等に深刻な被害を与えている野生鳥獣について適正な保護管理を実施することで被害軽減を図る計画で、本県ではニホンザル、イノシシ、ニホンジカ、カモシカについて策定しています。

　現在の計画期間は、平成24年3月31日までの計画ですが、農作物被害が依然として高止まり傾向であることから、生息動向や被害状況等を調査した上で、新たな計画を策定しました。今回の計画では、対象区域について、イノシシは幸田町を、ニホンジカは蒲郡市を追加しました。また、捕獲目標は現状に併せて毎年見直しするとともに、イノシシとニホンジカの狩猟期間の延長についても検討することとしています。

（ https://www.pref.aichi.jp/kankyo/kansei-ka/keikaku/index.html ）に

平成24年3月30日（金）午後3時から掲載します。

　　第11次鳥獣保護事業計画及び特定鳥獣保護管理計画の策定にあたり、県民意見提出制度（パブリック・コメント制度）に基づき、両計画案に対して平成24年1月11日（水）から平成24年2月10日（金）にかけて意見を募集しました。募集結果については、別添資料のとおりです

平成24年1月11日（水）から平成24年2月10日（金）まで

提出された意見　14件

　（第11次鳥獣保護事業計画 9件、特定鳥獣保護管理計画 5件）