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名古屋港におけるヒアリの確認について
環境省中部地方環境事務所から、2020年9月12日(土曜日)及び9月15日(火曜日)に名古屋港飛島ふ頭(海部郡飛島村)において発見された700個体以上のアリについて、専門家による同定の結果、特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されたとの連絡がありましたので、お知らせいたします。
当該ヒアリは、名古屋港管理組合が実施した委託調査において、調査会社が臨港道路沿い及び港湾関係事業者敷地内で発見したものです。
確認箇所周辺には、名古屋港管理組合及び調査会社が殺虫餌(ベイト剤)等を設置しています。
なお、本県でのヒアリの確認は、2017年6月30日の初確認以降、11事例目にあたり、今年度は初めてとなります。
当該ヒアリは、名古屋港管理組合が実施した委託調査において、調査会社が臨港道路沿い及び港湾関係事業者敷地内で発見したものです。
確認箇所周辺には、名古屋港管理組合及び調査会社が殺虫餌(ベイト剤)等を設置しています。
なお、本県でのヒアリの確認は、2017年6月30日の初確認以降、11事例目にあたり、今年度は初めてとなります。
1 経緯
9月12日(土曜日)
名古屋港管理組合が実施する港湾調査のうち名古屋港飛島ふ頭での調査において、調査会社が臨港道路沿いでヒアリと疑わしいアリ300個体以上を発見。また、歩道の割れ目への出入りを確認。
調査会社が確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。
9月14日(月曜日)
環境省が専門家に同定を依頼。
9月15日(火曜日)
環境省中部地方環境事務所及び愛知県、名古屋港管理組合が現地調査を実施。道路に隣接する港湾関係事業者敷地内でも、400個体以上のアリの生息と土中への出入りを確認。確認範囲全体に殺虫餌(ベイト剤)を追加設置するとともに粘着トラップを設置。
9月16日(水曜日)
専門家が当該アリについてヒアリであることを確認。
名古屋港管理組合が実施する港湾調査のうち名古屋港飛島ふ頭での調査において、調査会社が臨港道路沿いでヒアリと疑わしいアリ300個体以上を発見。また、歩道の割れ目への出入りを確認。
調査会社が確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。
9月14日(月曜日)
環境省が専門家に同定を依頼。
9月15日(火曜日)
環境省中部地方環境事務所及び愛知県、名古屋港管理組合が現地調査を実施。道路に隣接する港湾関係事業者敷地内でも、400個体以上のアリの生息と土中への出入りを確認。確認範囲全体に殺虫餌(ベイト剤)を追加設置するとともに粘着トラップを設置。
9月16日(水曜日)
専門家が当該アリについてヒアリであることを確認。
2 今回確認されたヒアリについて
臨港道路沿い及び事業者敷地内で確認されたヒアリは、合計で働きアリ700個体以上です。
現在、ヒアリ確認地点で、殺虫餌(ベイト剤)及び粘着トラップを設置し継続調査を実施しています。なお、ヒアリ確認地点では、注意喚起の看板を設置する安全対策をとっています。
現在、ヒアリ確認地点で、殺虫餌(ベイト剤)及び粘着トラップを設置し継続調査を実施しています。なお、ヒアリ確認地点では、注意喚起の看板を設置する安全対策をとっています。
3 今後の対応
○ 県と名古屋港管理組合は、事業者の協力を得て、ヒアリ確認地点及びその周辺において、殺虫餌(ベイト剤)及び粘着トラップによる継続調査を実施します。
○ また、引き続き、以下の対応を行っていきます。
・県と名古屋港管理組合は、環境省中部地方環境事務所及び飛島村と連携を図り、ヒアリの侵入の水際での防除に万全を期していきます。
・県ではWebページによりヒアリに係る注意喚起を行うとともに、県民の皆様からの問合せ窓口を設け、情報収集を行います。
・名古屋港管理組合は、名古屋港のコンテナターミナル等の調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起等を行います。
○ また、引き続き、以下の対応を行っていきます。
・県と名古屋港管理組合は、環境省中部地方環境事務所及び飛島村と連携を図り、ヒアリの侵入の水際での防除に万全を期していきます。
・県ではWebページによりヒアリに係る注意喚起を行うとともに、県民の皆様からの問合せ窓口を設け、情報収集を行います。
・名古屋港管理組合は、名古屋港のコンテナターミナル等の調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起等を行います。
4 県民の皆様へ
(1) ヒアリ発見時の注意点について
・今回の事例は、名古屋港飛島ふ頭でヒアリが確認されたのみで、県内広域にヒアリが拡散しているものではありません。侵入リスクの高い港湾区域等を除いては、アリを必要以上に恐れることはありません。
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
・ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにしてください。
(2) 刺されたときの対応について
・まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
(3) ヒアリと疑わしいアリを見つけた場合
・環境省ヒアリ相談ダイヤル又は県問合せ窓口に連絡してください。
・今回の事例は、名古屋港飛島ふ頭でヒアリが確認されたのみで、県内広域にヒアリが拡散しているものではありません。侵入リスクの高い港湾区域等を除いては、アリを必要以上に恐れることはありません。
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
・ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにしてください。
(2) 刺されたときの対応について
・まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
(3) ヒアリと疑わしいアリを見つけた場合
・環境省ヒアリ相談ダイヤル又は県問合せ窓口に連絡してください。
<環境省ヒアリ相談ダイヤル>
ヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。
・受付曜日:土日祝を含む毎日(12/29~1/3は除く)
・受付日時:午前9時から午後5時
・ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)
また、チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」
http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html
・受付曜日:土日祝を含む毎日(12/29~1/3は除く)
・受付日時:午前9時から午後5時
・ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)
また、チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」
http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html
<愛知県問合せ窓口>
愛知県環境局環境政策部自然環境課野生生物・鳥獣グループ
電話番号 052-954-6230(ダイヤルイン) 平日:午前8時45分から午後5時30分まで
052-961-2111(代表) 土曜日・日曜日及び祝日
FAX 052-963-3526
E-mail shizen@pref.aichi.lg.jp
電話番号 052-954-6230(ダイヤルイン) 平日:午前8時45分から午後5時30分まで
052-961-2111(代表) 土曜日・日曜日及び祝日
FAX 052-963-3526
E-mail shizen@pref.aichi.lg.jp
【写真】今回発見されたヒアリ
名古屋港管理組合撮影