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令和6年度あいち生物多様性保全活動担い手養成講座を開催しました

ページID:0537709 掲載日:2024年12月2日更新 印刷ページ表示
4 質の高い教育をみんなに14 海の豊かさを守ろう15 陸の豊かさも守ろう17 パートナーシップで目標を達成しよう

1 講座について

多様で豊かな生きものが棲む湿地、里山には、人の手が加わってこそ守られる『生物多様性』があります。
豊かな生物多様性を守るため、必要なことは?保全管理の在り方とは?
実際のフィールドでの作業体験も交えながら学ぶ講座を開催しました。

2 各講座の概要

基礎講座(1) 湿地保全のための"アクター"とは?

​保全活動に必要な“アクター”とは?その役割は?湿地の保全のあり方について、壱町田湿地の取組事例を紹介いただきながら学びました。また、一般公開が限られている壱町田湿地について、壱町田湿地を守る会の方にご案内いただきました。

日時:9月18日(水曜日) 9時30分~16時00分

場所:壱町田湿地・武豊町中央公民館(武豊町)
講師師:愛知教育大学 准教授 富田 啓介先生
取組事例紹介:壱町田湿地を守る会

参加者数:31名

実践講座《湿地編》(1) 保全活動体験とフィールドの『健康診断』

​実際の作業体験と、保全計画のための『健康診断』を行いながら、より実践的、具体的な保全管理の進め方を学びました。簡易な調査ツールの紹介もありました。

日時:9月29日(日曜日)  9時30分~16時00分
場所:東谷山湿地群(名古屋市守山区)・西陵地域交流センター(瀬戸市)
講師:愛知教育大学 准教授 富田 啓介先生
取組事例紹介:東谷山湿地群保全の会

参加者数:17名

実践講座《湿地編》(2)​ マップを活用した保全計画の検討

​保全活動団体による活動報告や、「実践講座《湿地編》(1)」で実施した『健康診断』で見えてきた課題をマップに整理しながら、保全計画をどう進めるかを考えました。

日時:10月8日(火曜日)  9時30分~16時00分
場所:東谷山湿地群(名古屋市守山区)・愛知県森林公園 案内所内多目的室(尾張旭市)
講師:愛知教育大学 准教授 富田 啓介先生
取組事例紹介:
おかざき湿地保護の会
あぐい板山高根湿地ほぞん保存会
ふるさとの自然を愛するスズサイコの会

参加者数:24名

基礎講座(2) 木を伐る=保全?

里山保全とは『木を伐ること』? 『豊かな森』とは?海上の森を視察しながら、里山における生物多様性保全活動の基礎知識を学びました。

日時:10月20日(日曜日) 10時00分~16時30分
場所:海上の森・山口公民館(瀬戸市) 
講師:名古屋工業大学 教授 増田 理子先生

参加者数:18名

実践講座《里山編》(1) 保全活動がもたらす『ウェルビーイング』?

​里山保全の活動は、生きもののためだけではなく人の健康にもつながる?里山保全の新たな価値、人と自然のよい距離感を保つための保全管理について学びました。

日時:10月26日(土曜日) 9時30分~16時00分
場所:おかざき自然体験の森(岡崎市)
講師:名古屋産業大学 准教授 長谷川 泰洋先生
取組事例紹介:おかざき自然体験の森

参加者数:18名

実践講座《里山編》(2) マップを活用した保全計画の検討

保全活動団体による活動報告や、フィールドの視察を行い、実際に『里山をどう利用するか?』をテーマに保全計画を考えました。里山の新たな価値を見出す講座となりました。

日時:11月18日(月曜日) 9時15分~15時30分
場所:おかざき自然体験の森(岡崎市)
講師:名古屋産業大学 准教授 長谷川 泰洋先生
取組事例紹介:
二村山豊かな森づくりの会
海上の森の会
なごや東山森づくりの会

参加者数:25名

3 対象者等

対象:愛知県内に在住・在学・在勤の方

参加費:無料

定員:各講座30名程度

4 主催

愛知県環境局環境政策部自然環境課生物多様性保全グループ
電話 052-954-6475