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令和3年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰の伝達を行います
この度、外来種を含めた各種カメの調査研究に尽力した愛知学泉大学教授 矢部(やべ) 隆(たかし)氏が「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞しましたので、6月10日(木曜日)に青山副知事から伝達を行います(受賞については、2021年4月23日発表済み。)。
1 日 時
2021年6月10日(木曜日) 午後2時から午後2時15分まで
2 場 所
愛知県庁本庁舎3階 青山副知事室
3 受賞内容
令和3年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰
4 受賞者
愛知学泉大学 現代マネジメント学部教授 矢部 隆 氏
5 伝達者
愛知県副知事 青山桂子
6 その他
「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰は、例年、環境省で授与されますが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から表彰式が中止となったため、本県において青山副知事から伝達することとなりました。
参考1 「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰について
環境省では、自然環境の保全に関する顕著な功績があった者(又は団体)を表彰し、これを讃えるとともに、自然環境の保全について国民の認識を深めることを目的に、平成11年度から毎年度、『「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰』を行っている。
参考2 表彰の対象となった活動の概要
【淡水カメの研究と行政施策への貢献】
日本の淡水カメ研究の先駆けとして、外来種を含めた各種カメの生態や分布を明らかにし、環境省の外来種対策の検討等に貢献している。
県内のため池での継続調査により、外来種の侵入による在来種への圧迫状況を可視化した。
また、なごや生物多様性センターの初代センター長を務めたほか、愛知県、名古屋市、豊田市、岡崎市、春日井市、岐阜市、三重県多度町等、全国の多くの自治体の生物多様性保全施策に有識者として助言、貢献している。
【地域での生物多様性保全活動への貢献】
淡水カメは、ため池等の水辺の生態系を代表する動物であり、地域の保全活動の対象ともなりやすい。愛知県内9地域で設立されている生態系ネットワーク協議会において、外来種の駆除活動の指導をはじめ、各地の地域活動のリーダーとしても活躍している。