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新城設楽生態系ネットワーク協議会
対象エリア
新城市、設楽町、東栄町、豊根村
協議会会員
愛知大学
NPO法人 てほへ、NPO法人東三河自然観察会、NPO法人穂の国森林探偵事務所、
NPO法人穂の国森づくりの会、NPO法人森づくりフォーラム、奥三河自然保護研究会、
一般社団法人奥三河ビジョンフォーラム、サーラエナジー(株)、中日本高速道路(株)、
横浜ゴム(株)、合同会社新城キッコリーズ、(株)クライム、(株)システムハウスR&C、合同会社フォレストエネルギー新城、
あいちエコヤギネットワーク、奥三河の自然と歴史にふれあう会
協議会からのお知らせ
・新城設楽生態系ネットワーク協議会のホームページをご覧下さい。
共通の目標 ~ロードマップ~
・地域の共通テーマや現状と課題、実現に向けた進め方等を一枚に示したロードマップを作成しています。
ロードマップ [PDFファイル/1.01MB](平成25年10月 協議会設立時に作成したものです。)
自然の特徴
☆地域の大部分が森林で、約8割がスギ・ヒノキの人工林です。
☆新城市作手地区には長ノ山湿原に代表される東海地方最大の中間湿原群があり、山地には段戸裏谷原生林や鳳来寺山植物群落などの貴重な自然が分布しています。
☆イノシシ、ニホンジカ、ニホンザルなどが、農林業被害を与えています。また、ツキノワグマの出没回数が増加しています。
☆豊川、宇連川などの多くの河川が流下しており、河川の中上流に生息する生きものが見られます。
地域の特徴
☆「長篠・設楽原の戦い」や「鳳来寺」などの全国的に有名な歴史資源や、茶臼山、鳳来寺山などの優れた自然資源
があり、本県を代表する観光地です。
☆特に山間地域で人口減少や少子高齢化が進んでいます。
☆新東名高速道路の開通によって、周辺の土地利用の転換や開発が進むことが予想されます。
☆新城市の豊川沿いや、山間部の平坦地に比較的広い面積で、水田が分布しています。
☆豊富な森林資源を持ち、木材の産地として有名な林業地ですが、手入れ不足のス ギ・ ヒノキ人工林や鳥獣害の増
加など、生物多様性の損失が危惧されています。
生態系ネットワーク形成に向けた取組
■人工林の広葉樹林化(植樹)事業
生物多様性豊かな林を創出するため、人工林皆伐地等において地域住民、当協議会構成機関等が参加したイベントを開催しています。
■積み木啓発事業
人工林の間伐材を活用して作成した積み木を使った啓発事業を地域のイベントにブース出展・参加し展開しています。
■新城設楽生態系ネットワーク形成フォーラム事業
新城設楽地域における「森・生きもの・人が共生する持続可能な地域づくり」を実現するための方策を地域全体で探るフォーラムを開催しています。
■獣害トリアージマップの作成
新城市では、獣害をもたらすシカやイノシシの被害対策を行うための獣害トリア―ジマップの作成を進めています。