狩猟について

2024年度の狩猟について

　愛知県では、豚熱対策として、養豚場における防疫対策に万全を期すとともに、豚熱ウイルスを拡散させるおそれのある野生イノシシの捕獲、個体数の削減について強化しているところです。
　今期の狩猟については、例年どおり11月15日に解禁するとともに、一層の野生イノシシ捕獲を促進します。あわせて、狩猟に伴う豚熱ウイルスの拡散を防止するため、狩猟者に対して防疫措置の実施についてご協力ください。

お知らせ（2024年11月28日更新）

ガンカモ類の生息調査実施に伴う狩猟の自粛について

・毎年1月中旬にガンカモ類(ガン・カモ・ハクチョウ類)の冬期の生息状況を把握するため、全国で生息調査を実施しています。
・今年度は2025年1月9日（木曜日）から14日（火曜日）までの間に実施する予定です。当該期間中は、狩猟鳥獣のうち以下の鳥類について、捕獲を自粛いただきますよう御協力願います。
　ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、カワウ
・過去の調査結果はこちらのウェブページ（環境省）に掲載されています。​

1　狩猟期間

　2024年11月15日（金曜日）から2025年2月15日（土曜日）まで

　なお、イノシシ及びニホンジカの狩猟期間の延長区域（※）においては、2025年3月15日（土曜日）まで
　　※延長区域（イノシシ）　県内全域

　　※延長区域（ニホンジカ）　18市町村
　　　　名古屋市、豊橋市、岡崎市、瀬戸市、春日井市、豊川市、豊田市、蒲郡市、犬山市、
　　　　小牧市、新城市、尾張旭市、日進市、長久手市、幸田町、設楽町、東栄町、豊根村

2　狩猟可能な場所

　鳥獣保護区等を除く愛知県全域
　鳥獣保護区等の位置図は、こちらのウェブページをご覧ください。

3　野生イノシシの豚熱の確認状況・防疫措置

野生イノシシの豚熱の確認状況

　2018年度以降、毎年、県内で複数事例確認されています。最新の状況はこちらのウェブページ（県農業水産局）を参照ください。

　また、豚熱と比べ致死率が高い伝染病であるアフリカ豚熱が、2023年12月21日以降、韓国・釜山の野生イノシシにおいて複数事例確認されています。アフリカ豚熱の詳細については、こちらのウェブページ（農林水産省）を参照ください。

防疫措置

• 愛知県では野生イノシシの豚熱陽性確認地点から半径10kmの区域を含む市町村を陽性エリアとしています。

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（2024年8月31日現在）

• 陽性エリアで狩猟する場合は、消毒などを実施してください。
• 今年度の狩猟において、陽性エリアでイノシシの捕獲を実施した方は、狩猟期間中、陰性エリアでの全ての狩猟を自粛してください。
• 陽性エリアにおいて狩猟をする場合は、以下の資料をお読みいただき消毒などを実施してください。

　　　防疫措置内容（説明資料） [PDFファイル／166KB]

　　　防疫措置内容（チラシ） [PDFファイル／519KB]​

県外から入猟される方へのお願い

　県内での狩猟にあたっては、猟具、衣服、靴等の消毒などにより豚熱ウイルスの持ち込み防止にご協力ください。

4　錯誤捕獲の防止について

　愛知県では、ツキノワグマとカモシカの生息が確認されています。
　県内において、わなによる、ツキノワグマやカモシカの錯誤捕獲が発生していること、錯誤捕獲された個体の放獣作業には危険を伴うことを踏まえ、県内で狩猟される方は、以下の点にご留意いただくようお願いします。

錯誤捕獲を未然に防止するために

　わなを設置する際には、その周辺で捕獲目的の動物の痕跡を確認するとともに、ツキノワグマやカモシカの痕跡の有無についても確認するようにしましょう。

　あらかじめ、わなの設置候補地にセンサーカメラを設置し調査することで、周辺の動物の状況を効果的に確認することができます。

ツキノワグマ　

　脱出口付の箱わな（クマスルー檻）を使用したり、わなの設置場所付近でツキノワグマの目撃情報があった場合や、クマの痕跡を見つけた場合については、わなの使用を控える、ツキノワグマを誘引するエサの使用を控える等の対策を行ってください。

　ツキノワグマの確認情報については、こちらのウェブページをご覧ください。

カモシカ

　カモシカが恒常的に生息している地域で、錯誤捕獲のおそれがある場合は、地域の実情を踏まえつつ、カモシカの出没状況を確認しながら、わなの形状、餌付け方法等を工夫して錯誤捕獲を防止してください。

錯誤捕獲が発生した場合

ツキノワグマ

　　本人や近隣住民に危険が及ぶ可能性が高いため、錯誤捕獲発生時には、近寄らず、発生した場所を所管する県民事務所等または自然環境課にご連絡ください。

カモシカ

　　錯誤捕獲が発生した場合は、発生した場所を所管する県民事務所等または自然環境課に連絡・相談したうえで、十分に安全に配慮して放獣してください。

　　※なお、錯誤捕獲されたカモシカの逆襲等による事故防止のため、わなの見回りは2人以上で行うよう努めてください。

5　その他

　　愛知県狩猟関係ポータル

　　狩猟者登録申請について

6　問合せ先

　ご不明な点等ありましたら、お住まいの市町村を所管する各県民事務所等環境保全課（名古屋市及び県外在住者は自然環境課）へお問い合わせください。